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ランナー膝とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

「ランニング中に膝が痛む」「階段の上り下りで膝に違和感がある」「膝の外側に痛みを感じる」…このような症状に心当たりはありませんか?それは「ランナー膝」かもしれません。

ランナー膝は、ランニングやジャンプなどのスポーツをする方に多く見られる膝の痛みの総称です。正式には「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」や「膝蓋大腿痛症候群(しつがいだいたいとうつうしょうこうぐん)」など、いくつかの種類があります。

今回は、ランナー膝の原因と症状、そして効果的な改善策について詳しく解説していきます。ランナー膝でお悩みの方、また予防に関心のある方も、ぜひ最後までご覧ください。

ランナー膝とは?

ランナー膝は、ランニングなどのスポーツによって膝に繰り返し負担がかかることで起こる、膝の痛みの総称です。正式には、

  • 腸脛靭帯炎: 太ももの外側にある腸脛靭帯と大腿骨外顆(太ももの骨の外側の出っ張り)が擦れ合うことで炎症が起こり、膝の外側に痛みを生じる。
  • 膝蓋大腿痛症候群: 膝のお皿(膝蓋骨)と大腿骨の間の軟骨がすり減ったり、炎症を起こしたりすることで、膝の前側に痛みを生じる。

など、いくつかの種類があります。

ランナー膝は、ランニングだけでなく、バスケットボールやバレーボールなど、ジャンプや着地動作が多いスポーツでも起こりやすいため、注意が必要です。

ランナー膝の原因

ランナー膝は、膝関節周辺の組織に繰り返し負担がかかることで発症します。主な原因は以下の通りです。

  1. オーバーユース(使いすぎ)
    • 長距離ランニングや、練習量が多い場合、膝関節周辺の組織に疲労が蓄積し、炎症や痛みが生じやすくなります。
    • 特に、準備運動不足やクールダウン不足は、ランナー膝のリスクを高めます。
  2. フォームの異常
    • 膝が内側に入る「ニーイン」、つま先が外側に向く「ガニ股」、足首が過度に回内する「オーバープロネーション」などのフォームの異常は、膝関節に負担をかけ、ランナー膝を引き起こす原因となります。
  3. 筋力不足や柔軟性不足
    • 太ももの筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス)や、股関節周りの筋肉が弱かったり、硬かったりすると、膝関節の安定性が低下し、負担がかかりやすくなります。
  4. 身体の歪み
    • 骨盤の歪みや姿勢の悪さは、身体全体のバランスを崩し、膝関節に負担をかけます。
    • 特に、O脚やX脚は、膝関節の内側や外側に負担をかけやすく、ランナー膝のリスクを高めます。
  5. 不適切なシューズ
    • クッション性の低いシューズや、自分の足に合わないシューズは、膝関節への衝撃を吸収できず、ランナー膝を引き起こす原因となります。
  6. 硬い路面でのランニング
    • アスファルトやコンクリートなどの硬い路面でランニングすると、膝関節への衝撃が大きくなり、ランナー膝のリスクが高まります。

ランナー膝の症状

ランナー膝の症状は、種類によって異なりますが、一般的には以下のような症状が見られます。

  • 腸脛靭帯炎
    • 膝の外側の痛み
    • 膝を曲げ伸ばしする際の痛み
    • 押すと痛む
    • 腫れや熱感
  • 膝蓋大腿痛症候群
    • 膝のお皿の下や周りの痛み
    • 階段の上り下りや、立ち座りでの痛み
    • 膝を曲げている時の痛み
    • 膝の違和感や軋轢音

ランナー膝の改善策

ランナー膝の改善には、以下の方法が有効です。

  1. 安静
    • 痛みが強い場合は、まず運動を中止し、膝を休ませることが大切です。
    • 痛みが治まるまでは、運動量を減らしたり、休養日を設けたりしましょう。
  2. アイシング
    • 炎症を抑えるために、痛む部分を冷やしましょう。氷のうや保冷剤などをタオルに包んで、10〜15分程度冷やします。
  3. ストレッチ
    • 太ももの筋肉や腸脛靭帯、ふくらはぎの筋肉などをストレッチすることで、柔軟性を高め、膝関節への負担を軽減することができます。
  4. 筋力トレーニング
    • 大腿四頭筋やハムストリングス、股関節周りの筋肉を鍛えることで、膝関節の安定性を高め、ランナー膝の再発を予防することができます。
  5. フォームの改善
    • 間違ったフォームでランニングを続けると、膝に負担がかかり、ランナー膝を悪化させる原因となります。
    • 専門家(ランニングコーチなど)に指導を受け、正しいフォームを習得しましょう。
  6. 適切なシューズ選び
    • クッション性の高いランニングシューズを選び、自分の足に合ったサイズのものを選びましょう。
    • 必要であれば、インソール(中敷き)を使用することも検討しましょう。
  7. 整骨院での施術

整骨院での施術

当院では、ランナー膝の原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。

  • 手技療法: マッサージやストレッチなどにより、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進します。
  • 物理療法: 超音波や電気療法などにより、炎症を抑え、痛みの緩和を図ります。
  • テーピング: 膝関節をサポートし、安定性を高めます。
  • 運動療法: 膝関節周囲の筋力トレーニングやバランス訓練を行います。
  • インソール(足底板)の作成: 足のアーチをサポートし、膝への負担を軽減します。
  • 骨盤矯正: 骨盤の歪みを整えることで、身体全体のバランスを改善し、膝への負担を軽減します。

まとめ

ランナー膝は、適切なケアと施術を受けることで改善できる可能性があります。

当院では、ランナー膝の原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。