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「大腿四頭筋挫傷」とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

太ももの前側に強い痛みや腫れ、内出血…それは「大腿四頭筋挫傷」かもしれません。大腿四頭筋挫傷は、太ももの前面にある筋肉「大腿四頭筋」が、打撲などによって損傷するケガです。

今回は、大腿四頭筋挫傷について詳しく解説し、その原因、症状、そして改善策をご紹介します。早期発見・早期治療が重要な大腿四頭筋挫傷、一緒に正しい知識を身につけ、適切な対処法を知りましょう。

大腿四頭筋挫傷とは?

大腿四頭筋挫傷とは、太ももの前面にある筋肉「大腿四頭筋」が、打撲や接触などによって損傷するケガです。大腿四頭筋は、4つの筋肉(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)から構成されており、膝を伸ばしたり、股関節を曲げたりする際に重要な役割を果たしています。

スポーツ中の接触や転倒、打撲などによって、大腿四頭筋に直接的な衝撃が加わると、筋肉繊維が損傷し、炎症や痛み、腫れを引き起こします。

大腿四頭筋挫傷の症状

大腿四頭筋挫傷の症状は、損傷の程度によって異なりますが、代表的な症状は以下の通りです。

  • 太ももの前面の痛み:損傷した瞬間に、太ももの前面に強い痛みを感じます。その後も、歩行時や膝の曲げ伸ばし、階段の上り下りなどで痛みが続きます。
  • 腫れ:損傷した部分に炎症が起こり、太ももの前面が腫れることがあります。
  • 内出血:損傷した筋肉から出血し、太ももの前面に内出血(あざ)が見られることがあります。
  • 圧痛:損傷した部分を指で押すと、痛みを感じます。
  • 筋力低下:大腿四頭筋の筋力が低下し、膝を伸ばす力が弱くなることがあります。
  • 可動域制限:痛みのために、膝の曲げ伸ばしが制限されることがあります。

これらの症状は、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすだけでなく、放置すると症状が悪化し、慢性的な痛みに悩まされる可能性があります。

大腿四頭筋挫傷の原因

大腿四頭筋挫傷は、主に以下の原因によって引き起こされます。

スポーツ中の接触

  • サッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツで、相手選手と接触したり、タックルを受けたりすることで、大腿四頭筋が損傷することがあります。

転倒

  • 転倒して太ももを強打することで、大腿四頭筋が損傷することがあります。

打撲

  • ボールやバットなどが太ももに当たったり、太ももを何かにぶつけたりすることで、大腿四頭筋が損傷することがあります。

その他

  • 過度なストレッチ:準備運動不足や不適切なストレッチは、大腿四頭筋に負担をかけ、損傷しやすくなります。
  • 筋力不足:大腿四頭筋の筋力が弱い人は、損傷しやすくなります。
  • 筋肉の疲労:筋肉が疲労している状態では、損傷しやすくなります。

大腿四頭筋挫傷になりやすい人の特徴

大腿四頭筋挫傷は、以下のような特徴を持つ人に発症しやすいと言われています。

  • スポーツ選手:特に、サッカー、ラグビー、バスケットボールなど、コンタクトスポーツやジャンプ、ダッシュ、ストップ動作が多いスポーツをしている人は、大腿四頭筋に負担がかかりやすいです。
  • 運動習慣のない人:運動不足によって、筋肉の柔軟性や筋力が低下している人は、損傷しやすくなります。
  • 中高年:加齢とともに筋肉が衰えやすくなるため、中高年は注意が必要です。

大腿四頭筋挫傷の改善策

大腿四頭筋挫傷の治療法は、損傷の程度によって異なりますが、主な改善策は以下の通りです。

応急処置

  • RICE処置:Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の4つの処置を行います。
  • 痛みが強い場合は、鎮痛剤を服用することもあります。

保存療法

  • 安静:損傷した筋肉を安静にすることが大切です。運動や激しい活動は避け、患部を安静に保ちましょう。
  • 冷却:炎症が強い場合は、アイシングなどで患部を冷やすことで、痛みや腫れを抑えることができます。
  • 圧迫:弾性包帯などで太ももを圧迫することで、腫れを抑えることができます。
  • 挙上:足を心臓より高い位置に挙上することで、腫れや内出血を軽減することができます。
  • 薬物療法:痛み止めや炎症を抑える薬が処方されることがあります。
  • リハビリテーション:理学療法士などの専門家による指導のもと、ストレッチや筋力トレーニングなどを行います。

手術療法

  • 筋肉が完全に断裂している場合や、保存療法で効果が得られない場合に検討されます。

日常生活での注意点

大腿四頭筋挫傷の予防や再発防止のためには、以下の点に注意しましょう。

  • 運動前のウォーミングアップとクールダウン:運動前には必ずウォーミングアップを行い、運動後にはクールダウンを行いましょう。
  • 適切な運動負荷:自分の体力やレベルに合った運動を選び、無理のない範囲で運動しましょう。
  • ストレッチ:大腿四頭筋やハムストリングスなど、太ももの筋肉をストレッチすることで、柔軟性を高め、ケガの予防に繋がります。
  • 筋力トレーニング:大腿四頭筋やハムストリングスなど、太ももの筋肉を強化することで、ケガの予防に繋がります。

当院では、大腿四頭筋挫傷の原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。