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「多発性硬化症」とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

視界がぼやける、手足がしびれる、力が入らない、歩くのが難しい…このような症状が繰り返し起こる場合、「多発性硬化症」の可能性があります。多発性硬化症は、脳や脊髄、視神経に病変が生じることで、様々な神経症状を引き起こす疾患です。

今回は、多発性硬化症について詳しく解説し、その原因、症状、そして改善策をご紹介します。多発性硬化症は、早期発見・早期治療が重要です。一緒に正しい知識を身につけ、適切な対処法を知りましょう。

多発性硬化症とは?

多発性硬化症(Multiple Sclerosis:MS)とは、脳、脊髄、視神経に病変(脱髄、炎症)が生じることで、様々な神経症状を引き起こす疾患です。

私たちの神経は、髄鞘(ずいしょう)という膜で覆われており、この髄鞘が電気信号をスムーズに伝える役割を担っています。しかし、多発性硬化症では、免疫システムの異常によって髄鞘が攻撃され、炎症が起こります。その結果、神経の伝達がうまくいかなくなり、様々な症状が現れます。

多発性硬化症は、20代から40代の若い世代に多く発症し、女性に多い傾向があります。また、日本では難病に指定されており、根本的な治療法はまだ確立されていません。

多発性硬化症の症状

多発性硬化症の症状は、病変の部位や大きさ、程度によって異なりますが、代表的な症状は以下の通りです。

視覚障害

  • 視力低下:視界がぼやけたり、視野が狭くなったりします。
  • 視野欠損:視野の一部が見えなくなることがあります。
  • 視神経炎:視神経に炎症が起こり、視力低下や眼痛を引き起こします。
  • 眼球運動障害:物が二重に見えたり、眼球がスムーズに動かせなくなったりします。

感覚障害

  • しびれ:手足や顔などに、しびれや感覚異常を感じることがあります。
  • 痛み:神経が損傷することで、痛みを感じることがあります。
  • 温度感覚異常:温度を感じにくくなったり、過敏になったりします。

運動障害

  • 筋力低下:手足や体幹の筋肉が弱くなり、力が入りにくくなります。
  • 麻痺:手足が動かしにくくなったり、麻痺したりします。
  • 歩行障害:バランスが悪くなったり、足がもつれたりして、歩行が困難になります。
  • 協調運動障害:細かい動作や複雑な動作が難しくなります。

その他の症状

  • 疲労感:強い疲労感を感じることがあります。
  • 排尿障害:頻尿や尿意切迫感、尿失禁などが起こることがあります。
  • 便秘:腸の動きが悪くなり、便秘になることがあります。
  • 精神症状:うつ病や不安障害などを伴うことがあります。
  • 言語障害:言葉が不明瞭になったり、話しにくくなったりします。
  • 嚥下障害(えんげしょうがい):食べ物を飲み込む機能が低下し、むせやすくなったり、食事に時間がかかったりします。

これらの症状は、再発と寛解(症状が一時的に軽快する期間)を繰り返すことが多く、徐々に進行していく傾向があります。

多発性硬化症の原因

多発性硬化症の詳しい原因は、まだ解明されていません。しかし、以下の要因が複合的に関与していると考えられています。

自己免疫反応

  • 免疫システムが誤って自分の神経を攻撃することで、髄鞘が破壊され、炎症が起こると考えられています。

遺伝的要因

  • 多発性硬化症は、特定の遺伝子を持つ人に発症しやすい傾向があります。
  • しかし、遺伝的な要因だけで発症するわけではなく、環境要因も関与していると考えられています。

環境要因

  • ウイルス感染:EBウイルスやヘルペスウイルスなどのウイルス感染が、多発性硬化症の発症に関与している可能性が指摘されています。
  • ビタミンD欠乏:ビタミンDは、免疫システムの調節に関与しているため、ビタミンDが不足すると、多発性硬化症のリスクが高まる可能性があります。
  • 喫煙:喫煙は、多発性硬化症の発症リスクを高め、症状を悪化させることが知られています。

多発性硬化症の診断

多発性硬化症は、以下の方法で診断されます。

  • 問診:医師が、症状の出現時期や経過、日常生活での動作や習慣などを詳しく聞きます。
  • 神経学的検査:医師が、視力、感覚、運動機能、反射などを調べます。
  • MRI検査:脳や脊髄の病変を確認します。
  • 髄液検査:髄液を採取し、炎症の有無や特定のタンパク質の増加などを調べます。
  • 誘発電位検査:視覚や聴覚、体性感覚などの神経伝導速度を調べる検査です。

多発性硬化症の改善策

多発性硬化症は、完治する治療法はまだありませんが、症状を緩和し、進行を遅らせるための様々な治療法があります。

薬物療法

  • 再発予防薬:インターフェロン製剤や免疫抑制剤などが、再発を予防するために使用されます。
  • 再発時の治療薬:ステロイドパルス療法などが、再発時の症状を改善するために使用されます。
  • 症状に対する薬物療法:それぞれの症状に合わせて、痛み止めや筋弛緩薬、抗うつ薬などが処方されることがあります。

リハビリテーション

  • 理学療法:運動機能の維持・改善を目的としたリハビリテーションです。歩行訓練や筋力トレーニング、ストレッチなどを行います。
  • 作業療法:日常生活動作の改善を目的としたリハビリテーションです。食事や着替え、トイレなどの動作の練習を行います。
  • 言語療法:言語障害や嚥下障害の改善を目的としたリハビリテーションです。

その他の治療法

  • 高気圧酸素療法:高い気圧下で酸素を吸入することで、神経の修復を促す治療法です。

日常生活での注意点

多発性硬化症の症状を悪化させないためには、以下の点に注意しましょう。

  • 規則正しい生活:十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動は、心身の健康を維持し、症状の悪化を防ぐために重要です。
  • 疲労やストレスを避ける:疲労やストレスは、症状を悪化させることがあるため、無理をせず、リラックスできる時間を作るようにしましょう。
  • 体温調節:体温が上昇すると、症状が悪化することがあるため、暑い場所や激しい運動は避けましょう。
  • 禁煙:喫煙は、多発性硬化症の症状を悪化させるため、禁煙することが大切です。

当院では、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。