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「噛みしめ」とは?その原因と身体への影響、改善策を解説!

「最近、顎がだるい」「歯が痛い」「肩こりがひどい」…

そんなお悩みをお持ちのあなた。もしかしたら、それは「噛みしめ」が原因かもしれません。

「噛みしめ」とは、無意識のうちに行ってしまうことが多く、放置すると様々な身体の不調を引き起こす可能性があります。

この記事では、「噛みしめ」について徹底的に解説!原因から身体への影響、具体的な改善策まで詳しくご紹介します。

もし心当たりのある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

「噛みしめ」とは?無意識のクセが引き起こす様々な悪影響

「噛みしめ」とは、食事以外の時に、上下の歯を強く接触させる、または食いしばる状態のことを指します。

無意識のうちに行われることが多く、睡眠中やストレスを感じている時、集中している時などに特に起こりやすい傾向があります。

「噛みしめ」と「歯ぎしり」の違いは?

「噛みしめ」と似た言葉に「歯ぎしり」がありますが、これらは別のものです。

  • 噛みしめ: 上下の歯を強く接触させる、または食いしばる
  • 歯ぎしり: 上下の歯を擦り合わせる

どちらも睡眠中や無意識のうちに行われることが多く、顎関節や歯、周りの筋肉に負担をかけるという点では共通しています。

「噛みしめ」の原因は?ストレスだけじゃない!様々な要因が

「噛みしめ」の原因は一つではありません。様々な要因が複雑に絡み合って引き起こされることがあります。

精神的な要因

  • ストレス: 精神的なストレスや緊張は、無意識のうちに歯を食いしばる原因となります。不安や怒り、緊張といった感情が、噛みしめを誘発することがあります。
  • 性格: 真面目な性格や完璧主義な性格の人は、ストレスをため込みやすく、噛みしめやすい傾向があります。

身体的な要因

  • 歯並びの悪さ: 歯並びが悪いと、顎関節や周りの筋肉に負担がかかり、噛みしめを引き起こしやすくなります。
  • 姿勢の悪さ: 猫背などの悪い姿勢は、顎関節の位置をずらし、噛みしめを誘発することがあります。
  • 睡眠不足: 睡眠不足は、自律神経のバランスを乱し、ストレスを増大させることで噛みしめを引き起こす可能性があります。
  • 薬の副作用: 一部の薬には、顎の筋肉の緊張を高める副作用があり、噛みしめを引き起こすことがあります。
  • TCH(咬合性外傷): 歯ぎしりや噛みしめ、食いしばりなどが原因で、歯や歯周組織に過度な力が加わることで引き起こされる症状です。

生活習慣の要因

  • アルコールやカフェインの過剰摂取: アルコールやカフェインには、神経を興奮させる作用があり、噛みしめを悪化させる可能性があります。
  • 喫煙: 喫煙は、血管を収縮させ、血行不良を引き起こすため、筋肉の緊張を高め、噛みしめを誘発することがあります。

こんな症状ありませんか?「噛みしめ」が引き起こす身体への影響

「噛みしめ」は、顎関節や歯だけでなく、全身に様々な影響を及ぼす可能性があります。

顎関節への影響

  • 顎関節症: 顎関節の痛みや違和感、口が開きにくい、顎を動かすと音が鳴るなどの症状が現れます。
  • 顎関節の変形: 長期間の噛みしめによって、顎関節の骨が変形し、顎の動きが悪くなることがあります。

歯への影響

  • 歯の摩耗: 歯がすり減り、知覚過敏や虫歯になりやすくなります。
  • 歯の破折: 歯に亀裂が入ったり、欠けたりすることがあります。
  • 歯周病: 噛みしめによって歯周組織に過度な力が加わり、歯周病を悪化させることがあります。

筋肉への影響

  • 顎の筋肉の痛み: 顎の筋肉が緊張し、痛みやこわばりが生じます。
  • 肩こり・首こり: 顎の筋肉の緊張が首や肩の筋肉に伝わり、肩こりや首こりを引き起こします。
  • 頭痛: 顎の筋肉の緊張が頭部の筋肉に影響を与え、頭痛を引き起こすことがあります。
  • 顔の筋肉の痛み: 頬やこめかみの筋肉が緊張し、痛みを感じるようになります。

その他

  • 顔の歪み: 顎関節のずれや筋肉のアンバランスによって、顔が歪んで見えることがあります。
  • 耳鳴り・めまい: 顎関節の異常が耳の周りの神経を刺激し、耳鳴りやめまいを引き起こすことがあります。
  • 自律神経の乱れ: 噛みしめによって自律神経のバランスが乱れ、不眠やイライラ、倦怠感などの症状が現れることがあります。

「噛みしめ」チェックリスト!あなたはいくつ当てはまる?

以下の項目に当てはまるものが多いほど、「噛みしめ」の可能性が高くなります。

  • 朝起きた時に顎がだるい、痛い
  • 歯がすり減っている、欠けている
  • 顎関節から音が鳴る
  • 肩こりや首こりがひどい
  • 頭痛が頻繁に起こる
  • 口を開けると顎が痛い
  • エラの部分が張っている
  • 無意識に歯を食いしばっていることが多い
  • 頬杖をつくクセがある
  • 片方の歯でばかり噛むクセがある
  • 食事の際に、硬いものを好んで食べる
  • 就寝前にパソコンやスマートフォンを長時間使用する
  • ストレスを感じやすい
  • 寝ている時に歯ぎしりを指摘されたことがある

「噛みしめ」の改善策は?今日からできるセルフケア

「噛みしめ」の改善策は、原因によって異なりますが、一般的には以下の方法が有効です。

毎日のセルフケアで「噛みしめ」を予防・改善!

  • マッサージ: 顎や首、肩の筋肉を優しくマッサージすることで、筋肉の緊張を緩和することができます。
  • ストレッチ: 顎や首、肩のストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を高め、血行を促進することができます。
  • 温熱療法: 温かいタオルや使い捨てカイロなどを顎や首、肩に当てることで、筋肉の緊張を緩和することができます。
  • 入浴: ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、全身の血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。
  • リラックス: ヨガや瞑想、アロマテラピーなど、リラックスできる方法を見つけて実践しましょう。
  • 生活習慣の改善: 規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠をとるようにしましょう。また、アルコールやカフェインの摂取量を控えることも大切です。

専門家の力を借りて根本改善!

  • 歯科: マウスピースの作成や歯並びの矯正など、噛みしめによる歯や顎関節へのダメージを軽減するための治療を行います。
  • 整体・整骨院: 顎関節や周りの筋肉の調整、姿勢の矯正などを行い、噛みしめの根本的な原因に対処します。
  • 心療内科・精神科: ストレスが原因の場合は、カウンセリングや薬物療法など、専門的な治療を受けることを検討しましょう。

まとめ:放置しないで!「噛みしめ」は早めの対処が大切

「噛みしめ」は、無意識のうちに行われることが多く、放置すると様々な身体の不調を引き起こす可能性があります。

顎関節症や歯の摩耗、肩こり、頭痛など、その影響は多岐にわたります。

もし心当たりのある方は、まずはセルフケアを試してみてください。

それでも改善が見られない場合は、歯科医院や整体・整骨院など、専門家にご相談することをおすすめします。

当院では、「噛みしめ」の根本原因にアプローチし、症状の改善を目指します。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。