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「腰椎ヘルニア」とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!~腰や足の痛み、しびれ…つらい症状から解放されよう~

「腰に激痛が走る」「足がしびれて力が入らない」「長時間座っていると腰が痛くてつらい」

このような症状に悩まされている方は、もしかしたら「腰椎椎間板ヘルニア」かもしれません。

腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨と骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで様々な症状を引き起こす病気です。

この記事では、腰椎椎間板ヘルニアの原因や症状、そして自分でできる対処法から専門家による治療まで、詳しく解説していきます。

腰椎椎間板ヘルニアに悩んでいる方はもちろん、腰椎椎間板ヘルニアを予防したい方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

腰椎椎間板ヘルニアとは?

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎(腰の骨)と腰椎の間にある椎間板というクッションのような組織が、何らかの原因で飛び出し、神経を圧迫することで起こる病気です。

一般的には「腰椎ヘルニア」とも呼ばれます。

腰椎椎間板ヘルニアのメカニズム:一体何が起きているの?

背骨は、椎骨と呼ばれる骨が積み重なって構成されており、椎骨と椎骨の間には椎間板と呼ばれるクッションがあります。

椎間板は、ゼリー状の髄核と、それを囲む線維輪からできています。

加齢や激しい運動、悪い姿勢、重いものを持ち上げるなどの動作によって、線維輪に亀裂が生じると、髄核が飛び出し、神経を圧迫することで、痛みやしびれなどの症状が現れます。

腰椎椎間板ヘルニアの原因は?

腰椎椎間板ヘルニアの原因は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

加齢による変化

  • 椎間板の変性: 年齢を重ねると、椎間板の水分が減少し、弾力性が失われます。これにより、椎間板が潰れやすくなり、ヘルニアが起こりやすくなります。
  • 骨粗鬆症: 骨が弱くなることで、椎骨が変形し、椎間板への負担が増加します。

生活習慣の要因

  • 姿勢の悪さ: 猫背や前かがみの姿勢は、椎間板に負担をかけ、ヘルニアのリスクを高めます。
  • 運動不足: 運動不足は、筋肉の衰えを招き、背骨を支える力が弱くなります。
  • 過度な運動: 重いものを持ち上げたり、激しいスポーツをしたりすると、椎間板に大きな負担がかかり、ヘルニアが起こりやすくなります。
  • 肥満: 体重が増えると、椎間板への負担が増加します。
  • 喫煙: 喫煙は、椎間板の血行を悪くし、変性を促進させるため、ヘルニアのリスクを高めます。
  • 長時間のデスクワーク: デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると、腰に負担がかかり、ヘルニアのリスクが高まります。
  • 中腰での作業: 中腰での作業は、腰に大きな負担をかけるため、ヘルニアのリスクが高まります。

その他の要因

  • 遺伝: ヘルニアになりやすい体質は、遺伝的な要因も関与していると考えられています。
  • 外傷: 交通事故やスポーツなどでの強い衝撃が、椎間板を損傷し、ヘルニアを引き起こすことがあります。

腰椎椎間板ヘルニアの症状は?

腰椎椎間板ヘルニアの症状は、ヘルニアの程度や神経の圧迫の部位によって異なりますが、一般的には以下のものが挙げられます。

腰痛

  • 腰の痛み: 腰に鈍痛や鋭い痛みを感じます。特に、長時間立っていたり、歩いたりすると痛みが強くなる傾向があります。
  • 腰を反らすと痛い: 腰を後ろに反らすと、痛みが強くなることがあります。
  • 腰が重い: 腰が重く感じたり、だるさを感じたりします。
  • 前かがみになると楽になる: 前かがみになると、椎間板にかかる圧力が軽減され、痛みが楽になることがあります。

下肢の症状

  • 足の痛みやしびれ: お尻や太もも、ふくらはぎ、足先などに痛みやしびれを感じます。
  • 間欠性跛行: しばらく歩くと足が痛くなり、休むと痛みが軽減する症状です。
  • 足の冷えやむくみ: 椎間板ヘルニアによって神経が圧迫されると、足の血行が悪くなり、冷えやむくみが起こることがあります。
  • 足の筋力低下: 足に力が入りにくくなったり、つま先立ちや踵立ちが難しくなったりすることがあります。

その他

  • 排尿・排便障害: 重症の場合、排尿や排便に障害が起こることがあります。
  • 性機能障害: 男性の場合、ED(勃起不全)などの性機能障害が起こることがあります。

腰椎椎間板ヘルニアの改善策は?

腰椎椎間板ヘルニアの改善策は、症状の程度によって異なりますが、一般的には以下の方法が有効です。

保存療法

  • 安静: 痛みが強い場合は、安静にすることが大切です。無理に動くと、症状が悪化することがあります。
  • 薬物療法: 痛みや炎症を抑えるために、鎮痛剤や消炎鎮痛剤、筋弛緩薬などが処方されることがあります。
  • コルセット: コルセットを装着することで、腰を安定させ、痛みを軽減することができます。
  • 牽引療法: 牽引療法は、椎間板にかかる圧力を軽減し、神経の圧迫を和らげる効果があります。
  • 温熱療法: 温熱療法は、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和する効果があります。
  • 運動療法: 症状が落ち着いてきたら、医師や理学療法士の指導のもと、ストレッチや筋力トレーニングなどの運動療法を行います。

手術療法

保存療法で効果が得られない場合や、症状が重度の場合には、手術療法が検討されます。

手術では、飛び出した椎間板を切除したり、神経の圧迫を解除したりします。

まとめ

腰椎椎間板ヘルニアは、早期発見・早期治療が大切です。

もし腰椎椎間板ヘルニアの症状でお悩みの方は、まずは自分でできる対処法を試してみてください。

それでも改善が見られない場合は、早めに専門家にご相談ください。

当院では、腰椎椎間板ヘルニアの原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。