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水泳膝とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

水泳は全身運動であり、健康維持やダイエットにも効果的なスポーツとして人気です。しかし、水泳を頻繁に行うことで、「水泳膝」と呼ばれる膝の痛みに悩まされる方も少なくありません。

水泳膝は、正式には「膝蓋靭帯炎」や「腸脛靭帯炎」などと呼ばれ、膝の使い過ぎによって膝関節周辺の靭帯や腱に炎症が起こることで生じます。放っておくと慢性化し、水泳のパフォーマンスを低下させるだけでなく、日常生活にも支障をきたす可能性があるため、早期の対処が重要です。

今回は、水泳膝の原因と症状、そして効果的な改善策について詳しく解説していきます。水泳愛好家の方はもちろん、膝の痛みにお悩みの方もぜひ最後までご覧ください。

水泳膝の原因

水泳膝は、膝関節周辺の靭帯や腱に繰り返し負担がかかることで炎症が起こり、痛みが生じます。主な原因は以下の通りです。

  1. オーバーユース(使いすぎ): 水泳は、特に平泳ぎで膝を大きく曲げ伸ばしする動作を繰り返すため、膝関節に大きな負担がかかります。練習量が多い方や、フォームに問題がある方は、膝関節周辺の組織に繰り返し負担がかかり、炎症を起こしやすくなります。
  2. 間違ったフォーム: 水泳の正しいフォームは、体への負担を最小限に抑え、効率的に泳ぐために非常に重要です。間違ったフォームで泳ぎ続けると、膝関節に余計な負担がかかり、水泳膝を引き起こす原因となります。特に、平泳ぎで膝を過度に開いたり、バタ足で膝を曲げすぎた状態で蹴り続けたりすると、膝に負担がかかりやすくなります。
  3. ウォーミングアップ不足: 水泳前のウォーミングアップ不足は、筋肉や関節の柔軟性を低下させ、怪我のリスクを高めます。特に、膝周りのストレッチを十分に行わないと、水泳中の膝の動きが悪くなり、膝関節に負担がかかりやすくなります。
  4. 筋力不足: 膝関節周辺の筋肉が弱いと、水泳中の衝撃を吸収できず、膝関節に負担がかかりやすくなります。特に、太ももの筋肉(大腿四頭筋やハムストリングス)の弱さは、膝関節の安定性を低下させ、水泳膝のリスクを高めます。
  5. 柔軟性不足: 膝関節周辺の筋肉や靭帯が硬いと、水泳中の膝の動きが悪くなり、膝関節に負担がかかりやすくなります。特に、ハムストリングスやふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)の柔軟性不足は、水泳膝のリスクを高めます。

水泳膝の症状

水泳膝の症状は、以下の通りです。

  • 膝の痛み: 水泳中や水泳後に、膝に痛みを感じます。痛みの程度は様々で、鈍痛や鋭い痛み、ズキズキとした痛みなどがあります。
  • 膝の腫れ: 膝関節周辺の靭帯や腱に炎症が起こると、膝が腫れることがあります。
  • 膝の熱感: 膝に熱感を感じることがあります。
  • 膝の曲げ伸ばし時の痛み: 膝を曲げたり伸ばしたりする際に痛みを感じます。特に、平泳ぎのキック動作で痛みが強くなることがあります。
  • 膝の引っかかり感: 膝関節を動かすと、引っかかり感や違和感を感じることがあります。
  • 膝の不安定感: 膝がぐらつく、または不安定感を感じることがあります。

水泳膝の改善策

水泳膝の改善には、以下の方法が有効です。

  1. 安静: 痛みが強い場合は、まず膝を休ませることが大切です。水泳の練習量を減らしたり、休養日を設けたりして、膝を安静に保ちましょう。
  2. アイシング: 炎症を抑えるために、痛む部分を冷やしましょう。氷のうや保冷剤などをタオルに包んで、10~15分程度冷やします。
  3. サポーターやテーピング: サポーターやテーピングで膝を固定することで、膝関節を安定させ、痛みの軽減や炎症の悪化を防ぐことができます。
  4. ストレッチ: 膝関節周辺の筋肉や靭帯をストレッチすることで、柔軟性を高め、膝関節の動きをスムーズにすることができます。
  5. 筋力トレーニング: 大腿四頭筋やハムストリングス、下腿三頭筋などを鍛えることで、膝関節の安定性を高め、水泳膝の再発を予防することができます。
  6. 正しいフォームの習得: 間違ったフォームで泳ぎ続けると、膝に過度な負担がかかり、水泳膝を悪化させる原因となります。専門家(コーチやインストラクター)に指導を受け、正しいフォームを習得しましょう。
  7. 薬物療法: 痛みが強い場合は、医師に相談し、消炎鎮痛剤や湿布薬などを処方してもらうことがあります。

整骨院での施術

整骨院では、水泳膝に対して、手技療法や物理療法、鍼灸などの施術を行うことができます。

  • 手技療法: マッサージやストレッチなどにより、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進します。膝関節の動きを改善する施術や、足首や股関節のバランスを整える施術などがあります。
  • 物理療法: 超音波や電気療法などにより、炎症を抑え、痛みの緩和を図ります。
  • 鍼灸: 鍼灸治療は、ツボを刺激することで、血行を促進し、痛みを和らげる効果があります。

まとめ

水泳膝は、早期に適切な対処をすることで、症状を改善することができます。

当院では、水泳膝の原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。