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バネ指とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

「指が曲がったまま伸びない」「指を伸ばすと『カクッ』と音が鳴る」「朝、指がこわばる」…このような症状に心当たりはありませんか?それは「バネ指」かもしれません。

バネ指は、正式には「弾発指」と呼ばれ、指を曲げ伸ばしする際に腱がスムーズに動かず、引っかかりやロックが生じる疾患です。日常生活での動作や仕事、スポーツなど、様々な原因で発症し、放置すると悪化することもあります。

今回は、バネ指の原因と症状、そして効果的な改善策について詳しく解説していきます。バネ指でお悩みの方、また予防に関心のある方も、ぜひ最後までご覧ください。

バネ指とは?

バネ指は、指を曲げ伸ばしする際に、腱が腱鞘(けんしょう)と呼ばれるトンネルの中でスムーズに動かず、引っかかりやロックが生じる疾患です。

指を曲げる筋肉(屈筋腱)は、腱鞘というトンネルの中を通って指先に繋がっています。腱鞘は、腱がスムーズに動くように滑液で満たされていますが、使いすぎや炎症によって腱鞘が腫れたり、腱が肥厚したりすると、腱が腱鞘の中で引っかかってしまい、バネ指の症状が現れます。

バネ指は、どの指にも起こる可能性がありますが、特に親指、中指、薬指に多く見られます。また、妊娠中や産後の女性、更年期以降の女性、糖尿病患者さんなど、特定の条件下で発症しやすい傾向があります。

バネ指の原因

バネ指の主な原因は以下の通りです。

  1. オーバーユース(使いすぎ)
    • パソコン作業やスマホ操作、楽器演奏、手作業など、指を繰り返し使う動作を長時間行うことで、腱鞘に負担がかかり、炎症を起こしやすくなります。
    • 特に、指先に力を入れて握る動作や、指を伸ばしたまま長時間固定する動作は、バネ指のリスクを高めます。
  2. ホルモンバランスの変化
    • 妊娠・出産や更年期など、女性ホルモンのバランスが変化する時期に、バネ指が起こりやすくなります。
    • これは、女性ホルモンが腱や腱鞘の組織に影響を与えるためと考えられています。
  3. 糖尿病
    • 糖尿病は、血管や神経に障害を与える病気で、腱や腱鞘にも影響を及ぼし、バネ指のリスクを高めます。
  4. 関節リウマチ
    • 関節リウマチは、免疫システムの異常によって関節に炎症が起こる病気で、腱鞘炎を合併することがあります。

バネ指の症状

バネ指の主な症状は、以下の通りです。

  • 指の引っかかり感やロック
    • 指を曲げ伸ばしする際に、腱が腱鞘の中で引っかかるような感覚があります。
    • ひどい場合は、指が曲がったまま伸びなくなったり、伸ばしたまま曲がらなくなったりします。
  • 指の痛み
    • 腱鞘に炎症が起こると、指の付け根に痛みを感じます。
    • 痛みは、朝方に強く、日中は軽くなる傾向があります。
  • 指の腫れ:
    • 腱鞘に炎症が起こると、指の付け根が腫れることがあります。
  • 指のばね現象:
    • 指を伸ばすときに、カクンと音が鳴ることがあります。

バネ指の改善策

バネ指の改善には、以下の方法が有効です。

  1. 安静と固定
    • 痛みが強い場合は、まず指を休ませることが大切です。
    • 症状が軽い場合は、テーピングやサポーターで指を固定することで、腱鞘への負担を軽減し、炎症の悪化を防ぎます。
  2. ストレッチ
    • 指のストレッチは、腱や腱鞘の柔軟性を高め、痛みの緩和に役立ちます。
    • 指を握ったり開いたりする運動や、指を引っ張るストレッチなどがあります。
  3. 薬物療法
    • 痛みが強い場合は、医師に相談し、消炎鎮痛剤や湿布薬などを処方してもらうことがあります。
  4. 注射
    • 痛みが強い場合や、他の治療法で効果がない場合は、ステロイド注射を行うことがあります。
  5. 手術
    • 保存療法で改善しない重症の場合は、手術を行うことがあります。

整骨院での施術

当院では、バネ指の症状に合わせて、手技療法や物理療法、テーピングなどの施術を行います。

  • 手技療法: マッサージやストレッチなどにより、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進します。
  • 物理療法: 超音波や電気療法などにより、炎症を抑え、痛みの緩和を図ります。
  • テーピング: 患部を固定することで、腱鞘への負担を軽減し、炎症の悪化を防ぎます。

まとめ

バネ指は、適切なケアと施術を受けることで改善できる疾患です。

当院では、バネ指の原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。