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「外側側副靭帯損傷」とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

スポーツ中や日常生活で、膝の外側に痛みや違和感を感じたことはありませんか?それは、「外側側副靭帯損傷」のサインかもしれません。外側側副靭帯損傷は、膝関節の外側にある靭帯が損傷するケガで、スポーツ選手だけでなく、一般の方にも起こりうるものです。

今回は、外側側副靭帯損傷について詳しく解説し、その原因、症状、そして改善策をご紹介します。早期発見・早期治療が重要な外側側副靭帯損傷、一緒に正しい知識を身につけ、適切な対処法を知りましょう。

外側側副靭帯損傷とは?

外側側副靭帯損傷とは、膝関節の外側にある「外側側副靭帯」が、部分断裂または完全断裂してしまう怪我です。外側側副靭帯は、膝関節の外側の安定性を保つために重要な役割を果たしており、損傷すると膝の機能に大きな影響を与えます。

外側側副靭帯損傷は、スポーツ中の接触プレーや転倒、交通事故など、膝の内側に強い力が加わることで起こることが多いです。特に、サッカーやラグビー、スキーなどのスポーツで多く見られます。

外側側副靭帯損傷の症状

外側側副靭帯損傷の症状は、損傷の程度によって異なりますが、代表的な症状は以下の通りです。

  • 膝の外側の痛み:損傷した瞬間に、膝の外側に激痛が走ります。その後も、歩行時や階段の上り下り、膝の曲げ伸ばしなどで痛みが続きます。
  • 膝の外側の腫れ:損傷した部分に炎症が起こり、膝の外側が腫れることがあります。
  • 膝の不安定感:外側側副靭帯は、膝を安定させる役割を担っているため、損傷すると膝がぐらついたり、外側に曲がってしまうような感覚を覚えることがあります。
  • 膝の曲げ伸ばし制限:痛みのために、膝を完全に曲げたり、伸ばしたりすることが難しくなることがあります。
  • 膝が内側に入る感覚:膝が内側に入り込むような感覚や音がすることがあります。

これらの症状は、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすだけでなく、放置すると症状が悪化し、膝の機能が低下する可能性があります。

外側側副靭帯損傷の原因

外側側副靭帯損傷は、主に以下の原因によって引き起こされます。

スポーツ中の外傷

  • 接触プレーやタックル、転倒など、膝の内側に強い力が加わることで、外側側副靭帯が損傷することがあります。
  • 特に、サッカーやラグビーなど、コンタクトスポーツで起こりやすいです。

転倒

  • 転倒して膝を捻ったり、内側に強い力が加わったりすることで、外側側副靭帯が損傷することがあります。
  • スキーやスノーボードなど、滑るスポーツでの転倒で起こりやすいです。

交通事故

  • 交通事故で膝に強い衝撃が加わることで、外側側副靭帯が損傷することがあります。
  • バイクや自転車の事故で起こりやすいです。

加齢による変性

  • 加齢とともに、靭帯が弱くなり、損傷しやすくなることがあります。

外側側副靭帯損傷になりやすい人の特徴

外側側副靭帯損傷は、以下のような特徴を持つ人に発症しやすいと言われています。

  • スポーツ選手:特に、サッカー、ラグビー、スキーなど、接触プレーや急に方向転換をする動作が多いスポーツをしている人は、外側側副靭帯に負担がかかりやすいです。
  • 中高年:加齢とともに靭帯が弱くなるため、中高年は外側側副靭帯損傷のリスクが高まります。
  • 膝関節が不安定な人:O脚やX脚など、膝関節が不安定な人は、外側側副靭帯に負担がかかりやすいです。

外側側副靭帯損傷の改善策

外側側副靭帯損傷の治療法は、損傷の程度や患者さんの年齢、活動レベルなどによって異なりますが、主な改善策は以下の通りです。

保存療法

  • 安静と固定:膝を安静にし、サポーターや装具などで固定することで、外側側副靭帯の治癒を促します。
  • 冷却:損傷直後は、アイシングなどで患部を冷やすことで、痛みや腫れを抑えることができます。
  • 圧迫:弾性包帯などで膝を圧迫することで、腫れを抑えることができます。
  • 挙上:膝を心臓より高い位置に挙上することで、腫れや内出血を軽減することができます。
  • 薬物療法:痛み止めや炎症を抑える薬が処方されます。
  • リハビリテーション:理学療法士などの専門家による指導のもと、筋力トレーニングや可動域訓練などを行います。

手術療法

  • 外側側副靭帯が完全に断裂している場合や、保存療法で効果が得られない場合に検討されます。
  • 断裂した外側側副靭帯を再建する手術が行われます。

日常生活での注意点

外側側副靭帯損傷の予防や再発防止のためには、以下の点に注意しましょう。

  • スポーツをする際は、適切なウォーミングアップとクールダウンを行い、無理な動作を避けましょう。
  • 転倒に注意し、足元をしっかり確認して歩きましょう。
  • 膝に負担をかけない生活習慣を心がけましょう。
  • 膝の痛みや違和感を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

当院では、外側側副靭帯損傷の原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。