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「足底筋膜炎」とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

朝起きた時や歩き始めに、かかとや足の裏に激痛が走ることはありませんか?その痛み、「足底筋膜炎」かもしれません。足底筋膜炎は、足の裏にある足底筋膜という組織に炎症が起こることで、日常生活に支障をきたすことがあります。

今回は、足底筋膜炎について詳しく解説し、その原因、症状、そして改善策をご紹介します。意外と多くの人が悩んでいる足底筋膜炎、一緒に正しい知識を身につけ、辛い痛みから解放されましょう。

足底筋膜炎とは?

足底筋膜炎とは、かかとから足の指の付け根まで伸びている「足底筋膜」という組織に炎症が起こり、痛みを引き起こす疾患です。足底筋膜は、土踏まずのアーチを支え、歩行時の衝撃を吸収する役割を担っています。

しかし、ランニングやジャンプ、長時間の立ち仕事など、足に繰り返し負担がかかることで、足底筋膜に小さな傷がつき、炎症を起こしやすくなります。特に、朝起きた時や歩き始めに痛みが強く、徐々に和らいでいくのが特徴です。

足底筋膜炎の症状

足底筋膜炎の主な症状は以下の通りです。

  • かかとの痛み:足底筋膜炎の最も特徴的な症状です。かかとを地面に着いたときに、鋭い痛みを感じることがあります。
  • 足の裏の痛み:かかとの痛みとともに、足の裏全体に痛みを感じることもあります。
  • 朝起きた時や歩き始めの痛み:足底筋膜は、睡眠中に縮んでいるため、朝起きた時や歩き始めに痛みが強くなる傾向があります。
  • 痛みの軽減:しばらく歩いていると痛みが和らいでくることが多いですが、長時間歩いたり、運動したりすると、再び痛みが強くなることがあります。

これらの症状は、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすだけでなく、放置すると症状が悪化し、慢性的な痛みに悩まされる可能性があります。

足底筋膜炎の原因

足底筋膜炎は、様々な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられていますが、主な原因は以下の通りです。

スポーツによるオーバーユース(使いすぎ)

  • ランニング、ジャンプ、バスケットボールなど、足に繰り返し衝撃が加わるスポーツは、足底筋膜に負担をかけやすく、足底筋膜炎の原因となります。
  • 特に、運動量の急な増加や、不適切なフォームでの運動は、足底筋膜への負担を増大させます。

長時間の立ち仕事や歩行

  • 長時間の立ち仕事や歩行は、足底筋膜に継続的な負担をかけ、炎症を起こしやすくなります。

足の構造や機能異常

  • 扁平足やハイアーチ、足関節の不安定性、アキレス腱の硬さなどは、足底筋膜への負担を増大させ、足底筋膜炎のリスクを高めます。

靴の問題

  • クッション性の低い靴や、サイズが合わない靴、古い靴などは、足に負担をかけ、足底筋膜炎を引き起こすことがあります。

体重増加

  • 体重が増えると、足底筋膜にかかる負担が増え、足底筋膜炎のリスクが高まります。

加齢

  • 加齢とともに、足底筋膜の柔軟性や弾力性が低下し、損傷しやすくなります。

足底筋膜炎になりやすい人の特徴

足底筋膜炎は、以下のような特徴を持つ人に発症しやすいと言われています。

  • スポーツ選手:特に、ランニング、ジャンプ、バスケットボールなど、足に繰り返し衝撃が加わるスポーツをしている人は、足底筋膜に負担がかかりやすいです。
  • 長時間の立ち仕事や歩行をする人:看護師、教師、販売員など、長時間立ち仕事や歩行をする人は、足底筋膜に負担がかかりやすいです。
  • 扁平足やハイアーチの人:足の形によって、足底筋膜への負担が偏り、炎症を起こしやすくなります。
  • 不適切な靴を履いている人:クッション性の低い靴や、サイズが合わない靴、古い靴などは、足に負担をかけ、足底筋膜炎を引き起こすことがあります。
  • 体重過多の人:体重が増えると、足底筋膜にかかる負担が増え、足底筋膜炎のリスクが高まります。
  • 中高年:加齢とともに、足底筋膜の柔軟性や弾力性が低下し、損傷しやすくなります。

足底筋膜炎の改善策

足底筋膜炎の治療法は、症状の程度や原因によって異なりますが、主な改善策は以下の通りです。

保存療法

  • 安静:足底筋膜に負担をかける運動や活動を控え、安静にすることが大切です。
  • 冷却:炎症が強い場合は、アイシングなどで患部を冷やすことで、痛みや腫れを抑えることができます。
  • 圧迫:弾性包帯などで足裏を圧迫することで、腫れを抑えることができます。
  • 痛み止めや炎症を抑える薬:痛みが強い場合は、医師の指示のもと、痛み止めや炎症を抑える薬を服用することがあります。
  • リハビリテーション:理学療法士などの専門家による指導のもと、ストレッチや筋力トレーニング、超音波療法などを行います。
  • インソール療法:足底板(インソール)を使用して、足や足首のアーチをサポートし、足底筋膜への負担を軽減します。

手術療法

  • 保存療法で効果が得られない場合や、症状が非常に重い場合に検討されます。
  • 足底筋膜を切離したり、骨棘を除去したりする手術が行われることがあります。

日常生活での注意点

足底筋膜炎の予防や再発防止のためには、以下の点に注意しましょう。

  • 運動前のウォーミングアップとクールダウン:運動前には必ずウォーミングアップを行い、運動後にはクールダウンを行いましょう。
  • 適切な運動負荷:自分の体力やレベルに合った運動を選び、無理のない範囲で運動しましょう。
  • 適切なシューズ選び:クッション性の高いシューズを選び、足や足底筋膜への負担を軽減しましょう。
  • インソールを使用する:足底板(インソール)を使用することで、足や足首のアーチをサポートし、足底筋膜への負担を軽減することができます。
  • 体重管理:体重が増えると足底筋膜にかかる負担が増えるため、適正体重を維持しましょう。
  • 早期の治療:痛みや違和感を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

当院では、足底筋膜炎の原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。