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高血圧性網膜症とは?その原因と症状、そして改善策をわかりやすく解説

「高血圧性網膜症」という病気を聞いたことはありますか? 高血圧が原因で目の網膜に障害が起こる病気で、放置すると視力低下や失明につながることもあります。 この記事では、高血圧性網膜症の原因、症状、そして改善策について詳しく解説します。 もし、ご自身やご家族が高血圧を患っている場合は、ぜひ最後まで読んでみてください。

高血圧性網膜症ってどんな病気?

高血圧性網膜症とは、高血圧によって網膜の血管が損傷を受け、視力低下や失明を引き起こす病気です。 高血圧の状態が続くと、網膜の血管壁が厚くなり、硬くなって弾力を失います。 その結果、血管が細くなったり、詰まったりして、網膜に必要な酸素や栄養が十分に供給されなくなります。 さらに、網膜に小さな出血やむくみが生じ、視界がぼやけたり、視野が狭くなったりするなどの症状が現れます。

高血圧性網膜症の進行段階

高血圧性網膜症は、以下の4つの段階に分けられます。

  1. 軽度高血圧性網膜症: 初期段階で、網膜の血管がわずかに細くなったり、動脈と静脈の交差部で変化が見られます。 自覚症状はほとんどありませんが、眼底検査で発見されることがあります。
  2. 中等度高血圧性網膜症: 網膜の血管がさらに細くなり、網膜に出血や白斑(はくはん)と呼ばれる白い斑点が見られるようになります。 視力低下はまだ軽度ですが、放置すると進行します。
  3. 高度高血圧性網膜症: 網膜の血管が著しく細くなり、網膜に出血や白斑が広範囲に広がります。 視神経乳頭と呼ばれる部分にむくみが生じることもあります。 視力低下が進行し、視野が狭くなるなどの症状が現れます。
  4. 悪性高血圧性網膜症: 網膜の血管が非常に細くなり、網膜に出血や白斑がさらに広範囲に広がります。 視神経乳頭にも著しいむくみが生じ、視力低下が急速に進行します。 放置すると、失明に至ることもあります。

高血圧性網膜症の原因は?

高血圧性網膜症の主な原因は、高血圧です。 血圧が高い状態が続くと、血管壁に負担がかかり、網膜の血管が損傷を受けます。 また、糖尿病、高脂血症、喫煙なども、高血圧性網膜症の発症や進行を促進する要因となります。

高血圧性網膜症の症状は?

高血圧性網膜症は、初期には自覚症状がないことがほとんどです。 しかし、病気が進行すると、以下のような症状が現れます。

  • 視力低下: 視界がかすんだり、ぼやけたりします。 特に、暗い場所や細かい文字が見えにくくなります。
  • 視野狭窄: 視界が狭くなったり、一部分が見えなくなったりします。
  • 飛蚊症: 視界に黒い点や虫のようなものが飛んでいるように見える症状です。
  • 光視症: 視界に稲妻のような光が走る症状です。

これらの症状は、片目だけに現れることもあれば、両目に現れることもあります。 症状が少しでも現れた場合は、すぐに眼科を受診することが重要です。

高血圧性網膜症の改善策は?

高血圧性網膜症の治療は、血圧のコントロールが最も重要です。 血圧を適切な範囲に保つことで、網膜症の進行を遅らせたり、改善したりすることができます。 その他にも、以下の治療法があります。

  1. 薬物療法: 降圧剤を服用して、血圧を下げます。 医師の指示に従って、適切な薬を服用することが重要です。
  2. レーザー光凝固術: レーザーを使って、新生血管を焼き、出血や網膜剥離を防ぐ治療法です。 高度高血圧性網膜症や悪性高血圧性網膜症の場合に行われます。
  3. 硝子体手術: 硝子体と呼ばれる眼球内のゼリー状の物質を取り除き、出血や網膜剥離を修復する手術です。 重度の高血圧性網膜症の場合に行われます。

整骨院での施術は有効?

整骨院では、高血圧性網膜症そのものを治すことはできません。 しかし、高血圧によって引き起こされる肩こりや頭痛、自律神経の乱れなどに対して、症状を緩和する施術を行うことができます。 例えば、マッサージや骨盤矯正、鍼灸治療などは、血行を促進し、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

これらの施術は、医師の診断のもと、適切なタイミングで行うことが重要です。 整骨院での施術と並行して、眼科での治療を継続することも大切です。

まとめ

高血圧性網膜症は、早期発見・早期治療が重要です。 もし、ご自身やご家族が高血圧を患っている場合は、定期的に眼底検査を受け、早期発見に努めましょう。 そして、症状に合わせて適切な治療を受けることが大切です。

当院では、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。