【公式】整骨院SAPIENS(サピエンス)│総持寺駅徒歩2分 大阪府茨木市総持寺駅前町11-11

ホーム │

「肋骨骨折」とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

胸部に強い痛みを感じ、呼吸をするのもつらい…もしかしたら、「肋骨骨折」かもしれません。肋骨骨折は、胸部を囲む肋骨が折れてしまうケガで、激しい痛みや呼吸困難を引き起こすことがあります。

今回は、肋骨骨折について詳しく解説し、その原因、症状、そして改善策をご紹介します。肋骨骨折は、適切な処置と安静が重要です。一緒に正しい知識を身につけ、早期回復を目指しましょう。

肋骨骨折とは?

肋骨骨折とは、胸部を保護する役割を持つ肋骨が、外力によって折れてしまうケガです。肋骨は、左右12対、合計24本あり、肺や心臓などの臓器を保護しています。

肋骨骨折は、交通事故や転倒、スポーツ中の接触など、胸部に強い衝撃が加わることで起こることが多いです。また、骨粗鬆症などによって骨が弱くなっている場合は、軽微な衝撃でも骨折することがあります。

肋骨骨折の症状

肋骨骨折の主な症状は以下の通りです。

  • 胸の痛み:骨折した肋骨周辺に強い痛みを感じます。深呼吸や咳、くしゃみ、身体をひねるなどの動作で痛みが悪化することがあります。
  • 呼吸困難:痛みのために呼吸が浅くなり、息苦しさを感じることがあります。
  • 腫れや皮下出血:骨折した部分に腫れや皮下出血が見られることがあります。
  • 圧痛:骨折した肋骨を押すと、強い痛みを感じます。
  • 異常な呼吸音:骨折した肋骨が肺を傷つけると、呼吸時に異常な音が聞こえることがあります。

これらの症状は、日常生活や仕事に支障をきたすだけでなく、放置すると肺や心臓などの臓器を損傷するリスクもあります。

肋骨骨折の原因

肋骨骨折は、主に以下の原因によって引き起こされます。

交通事故

  • 自動車事故やバイク事故、自転車事故などで、胸部に強い衝撃が加わることで、肋骨が骨折することがあります。

転倒

  • 高いところからの転落や、階段を踏み外すなどの転倒で、胸部を強打し、肋骨が骨折することがあります。

スポーツ中の接触

  • コンタクトスポーツ(ラグビー、アメリカンフットボールなど)や、格闘技などで、胸部に強い衝撃が加わることで、肋骨が骨折することがあります。

骨粗鬆症

  • 骨粗鬆症は、骨密度が低下し、骨がもろくなる病気です。骨粗鬆症の人は、軽微な衝撃でも肋骨が骨折しやすくなります。

その他

  • 咳やくしゃみ:激しい咳やくしゃみによって、肋骨に負担がかかり、骨折することがあります。
  • 腫瘍:肋骨に腫瘍ができると、骨が弱くなり、骨折しやすくなります。

肋骨骨折の診断

肋骨骨折は、以下の方法で診断されます。

  • 問診:医師が、痛みの場所や程度、ケガの状況などを詳しく聞きます。
  • 触診:医師が、骨折部位の圧痛や腫れ、皮下出血などを確認します。
  • X線検査:肋骨骨折の診断には、X線検査が最も有効です。骨折の有無や程度、骨折部位などを確認することができます。
  • CT検査:X線検査で骨折が確認できない場合や、詳細な情報が必要な場合に、CT検査が行われることがあります。

肋骨骨折の改善策

肋骨骨折の治療法は、骨折の程度や症状によって異なりますが、主な改善策は以下の通りです。

保存療法

  • 安静:骨折した肋骨を安静にすることが最も重要です。激しい運動や重労働は避け、安静に過ごしましょう。
  • 痛み止め:痛みが強い場合は、医師の指示のもと、痛み止めを服用します。
  • 固定:肋骨バンドやテーピングなどで胸部を固定することで、痛みを軽減し、骨折部の安静を保つことができます。
  • 呼吸訓練:深呼吸や咳をする練習をすることで、肺の機能を維持し、肺炎などの合併症を予防することができます。

手術療法

  • 多発肋骨骨折や、肋骨が大きくずれている場合、肺や心臓などの臓器を損傷している場合は、手術が必要になることがあります。

日常生活での注意点

肋骨骨折の回復を早めるためには、以下の点に注意しましょう。

  • 安静:痛みが治まるまでは、安静にすることが大切です。
  • 痛みを我慢しない:痛みが強い場合は、我慢せずに痛み止めを服用しましょう。
  • 深呼吸を心がける:深呼吸をすることで、肺の機能を維持し、肺炎などの合併症を予防することができます。
  • 禁煙:喫煙は、骨の癒合を遅らせるため、禁煙することが大切です。
  • バランスの取れた食事:カルシウムやビタミンDなど、骨の形成に必要な栄養素を十分に摂取しましょう。

当院では、肋骨骨折の症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。