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「頚肩腕症候群」とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

首や肩、腕に痛みやしびれ、だるさを感じていませんか?それは、「頚肩腕症候群」のサインかもしれません。頚肩腕症候群は、首から肩、腕にかけての広い範囲に症状が現れるため、その原因を特定することが難しい疾患です。

今回は、頚肩腕症候群について詳しく解説し、その原因、症状、そして改善策をご紹介します。頚肩腕症候群は、適切な診断と治療を受けることで、症状を改善し、日常生活の質を向上させることができます。一緒に正しい知識を身につけ、辛い症状から解放されましょう。

頸肩腕症候群とは?

頸肩腕症候群とは、首から肩、腕にかけての広い範囲に、痛み、しびれ、だるさ、重さなどの症状が現れる疾患の総称です。明確な原因が特定できない場合が多く、症状も多岐にわたるため、診断が難しいことがあります。

頸肩腕症候群は、デスクワークやスマートフォンの長時間使用など、首や肩に負担がかかる生活習慣を送っている人に多く見られます。また、精神的なストレスや睡眠不足、運動不足なども、症状を悪化させる要因となります。

頸肩腕症候群の症状

頸肩腕症候群の症状は、人によって異なりますが、代表的な症状は以下の通りです。

  • 首の痛み:首の後ろや側面、付け根などに痛みを感じます。
  • 肩の痛み:肩全体が重だるい、肩甲骨の内側が痛い、腕を上げると痛いなどの症状があります。
  • 腕の痛みやしびれ:腕全体がだるい、腕がしびれる、指先がしびれるなどの症状があります。
  • 頭痛:首や肩の筋肉の緊張によって、頭痛が起こることがあります。
  • めまい:首の骨や筋肉の異常によって、めまいが起こることがあります。
  • 自律神経症状:倦怠感、不眠、食欲不振、冷えなどの自律神経症状を伴うことがあります。

これらの症状は、日常生活や仕事に支障をきたすだけでなく、放置すると症状が悪化し、慢性的な痛みに悩まされる可能性があります。

頸肩腕症候群の原因

頸肩腕症候群の原因は、特定が難しい場合が多いですが、以下の要因が関係している可能性が考えられています。

筋肉の緊張や疲労

  • デスクワークやスマートフォンの長時間使用:長時間同じ姿勢でいると、首や肩の筋肉が緊張し、血行が悪くなって疲労が溜まりやすくなります。
  • 猫背やストレートネックなどの悪い姿勢:悪い姿勢は、首や肩の筋肉に負担をかけ、緊張や疲労を引き起こします。
  • 冷え:体が冷えると、血行が悪くなり、筋肉が緊張しやすくなります。
  • ストレス:ストレスは、筋肉を緊張させる原因となります。

骨や関節の異常

  • 頸椎症:首の骨や椎間板が変形し、神経や血管を圧迫することで、首や肩、腕に痛みやしびれを引き起こす病気です。
  • 胸郭出口症候群:首から腕にかけての神経や血管が、鎖骨や肋骨、筋肉などによって圧迫されることで、手足のしびれや痛みを引き起こす病気です。

その他の要因

  • 精神的なストレス:ストレスは、自律神経のバランスを乱し、筋肉の緊張を高めるため、頸肩腕症候群の症状を悪化させる可能性があります。
  • 睡眠不足:睡眠不足は、疲労回復を妨げ、筋肉の緊張を高めるため、頸肩腕症候群のリスクを高める可能性があります。
  • 運動不足:運動不足は、筋肉を弱くし、血行不良を引き起こすため、頸肩腕症候群のリスクを高める可能性があります。

頸肩腕症候群の診断

頸肩腕症候群の診断は、他の疾患との鑑別が重要であり、以下の検査が行われることがあります。

  • 問診:医師が、症状の出現時期や痛みの程度、日常生活での動作や姿勢などを詳しく聞きます。
  • 視診・触診:医師が、首や肩、腕の筋肉の緊張や圧痛、関節の可動域などを確認します。
  • 画像検査:X線検査やMRI検査、CT検査などを行い、骨や関節の異常がないかを確認します。
  • 神経学的検査:神経の伝達速度や反射などを調べることで、神経の圧迫の有無を確認します。

頸肩腕症候群の改善策

頸肩腕症候群の治療法は、症状の程度や原因によって異なりますが、主な改善策は以下の通りです。

保存療法

  • 薬物療法:痛み止めや炎症を抑える薬、筋肉の緊張を和らげる薬などが処方されます。
  • 物理療法:温熱療法や電気療法、牽引療法などが、痛みを和らげたり、血行を改善したりする効果があります。
  • マッサージ・指圧:筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで、痛みを和らげることができます。
  • 運動療法:理学療法士などの専門家による指導のもと、首や肩周りの筋肉を強化し、姿勢を改善するための運動療法を行います。
  • ストレッチ:首や肩、腕の筋肉をストレッチすることで、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することができます。

手術療法

  • 保存療法で効果が得られない場合や、神経の圧迫が強い場合は、手術が行われることがあります。

日常生活での注意点

頸肩腕症候群の予防や改善のためには、以下の点に注意しましょう。

  • 正しい姿勢を意識する:猫背やストレートネックにならないよう、正しい姿勢を心がけましょう。
  • デスクワークやスマートフォンの長時間使用を避ける:こまめに休憩を取り、首や肩をストレッチしましょう。
  • 枕の高さを調整する:自分に合った高さの枕を使用することで、首への負担を軽減することができます。
  • ストレスを解消する:リラックスできる時間を作る、趣味を楽しむなど、ストレスを解消する工夫をしましょう。
  • 適度な運動:適度な運動は、筋肉を強化し、血行を促進するため、頸肩腕症候群の予防に効果的です。

当院では、頸肩腕症候群の原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。