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「内反小趾」とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

「小指が内側に曲がっている」「靴を履くと小指が痛い」「足の形が変になってきた」…そんな悩みはありませんか?それは、「内反小趾(ないはんしょうし)」かもしれません。内反小趾は、足の親指が外側に曲がる外反母趾とは反対に、小指が内側に曲がってしまった状態を指します。

今回は、内反小趾について詳しく解説し、その原因、症状、そして改善策をご紹介します。内反小趾は、放置すると痛みや変形が悪化し、歩行にも支障をきたす可能性があります。一緒に正しい知識を身につけ、早めの対策を行いましょう。

内反小趾とは?

内反小趾とは、足の第5趾(小指)が内側に曲がってしまう変形のことです。外反母趾と同様に、足に合わない靴を履くことや、遺伝、加齢、歩き方の癖などが原因で発症するとされています。

内反小趾は、初期には痛みや違和感がないこともありますが、進行すると小指の付け根が赤く腫れたり、靴に当たって痛みが生じたりすることがあります。また、小指が隣の指に重なることで、タコや魚の目ができやすくなることもあります。

内反小趾の症状

内反小趾の症状は、変形の程度や進行度合いによって異なりますが、代表的な症状は以下の通りです。

  • 小指が内側に曲がっている
  • 小指の付け根が痛い
  • 小指の付け根が赤く腫れている
  • 靴を履くと小指が痛い
  • 小指にタコや魚の目ができやすい
  • 足の幅が広くなったように感じる

これらの症状は、見た目の問題だけでなく、痛みや歩行の妨げになることもあります。

内反小趾の原因

内反小趾は、様々な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられていますが、主な原因は以下の通りです。

足に合わない靴

  • ハイヒールや先の細い靴:つま先が細い靴は、足の指を圧迫し、小指が内側に曲がる原因となります。
  • サイズが小さい靴:足の指が窮屈になることで、小指が内側に曲がる原因となります。

遺伝

  • 家族に内反小趾の人がいる場合、発症リスクが高まります。

加齢

  • 加齢とともに、足の筋肉や靭帯が衰え、小指を支える力が弱まることで、内反小趾が起こりやすくなります。

歩き方の癖

  • 浮き指:指が地面から浮いている状態の浮き指は、小指に負担をかけ、内反小趾のリスクを高めます。
  • 足指を使わない歩き方:足指を使わずにかかとから着地する歩き方は、小指に負担をかけ、内反小趾のリスクを高めます。

その他

  • 偏平足:偏平足は、足のアーチが低下している状態で、内反小趾のリスクを高めることがあります。
  • 外反母趾:親指が外側に曲がっている外反母趾は、小指が内側に曲がる原因となることがあります。

内反小趾の診断

内反小趾は、以下の方法で診断されます。

  • 視診:医師が、足の指の曲がり具合や変形、皮膚の状態などを確認します。
  • 触診:医師が、小指の付け根の痛みや腫れ、圧痛などを確認します。
  • X線検査:足の骨の変形や関節の状態を確認するために、X線検査が行われることがあります。

内反小趾の改善策

内反小趾の治療法は、変形の程度や症状によって異なりますが、主な改善策は以下の通りです。

保存療法

  • 靴の選び方を変える:つま先の広い靴や、ヒールが低い靴を選び、足の指を圧迫しないようにしましょう。
  • インソール療法:足底板(インソール)を使用することで、足のアーチをサポートし、小指への負担を軽減することができます。
  • 足指のストレッチや体操:足指を動かすストレッチや体操は、小指の柔軟性を高め、変形の進行を予防する効果があります。
  • 足指パッド:小指と薬指の間にパッドを入れることで、小指が内側に曲がるのを防ぎ、痛みを軽減することができます。
  • テーピング:テーピングで小指を固定することで、痛みを軽減し、変形の進行を予防することができます。

手術療法

  • 保存療法で効果が得られない場合や、変形が進行している場合に検討されます。
  • 小指の骨を切ったり、関節を固定したりする手術が行われます。

日常生活での注意点

内反小趾の予防や改善のためには、以下の点に注意しましょう。

  • 足に合った靴を選ぶ:つま先の広い靴や、ヒールが低い靴を選び、足の指を圧迫しないようにしましょう。
  • 足指を意識して使う:足指を意識的に使い、歩く際には足指で地面を蹴り出すようにしましょう。
  • 足指のストレッチや体操を習慣にする:足指を動かすストレッチや体操は、小指の柔軟性を高め、変形の進行を予防する効果があります。
  • 体重管理:体重が増えると足の裏にかかる負担が増えるため、適正体重を維持しましょう。

当院では、内反小趾の原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。