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「痛風」とは?その原因と症状、改善策を徹底解説!

足の親指の付け根が赤く腫れて激痛が走る…それは、「痛風(つうふう)」かもしれません。痛風は、生活習慣病の一つで、高尿酸血症が原因で起こる関節炎です。

今回は、痛風について詳しく解説し、その原因、症状、そして改善策をご紹介します。痛風は、適切な治療と生活習慣の改善によって、発作を抑え、合併症を防ぐことができます。一緒に正しい知識を身につけ、健康な生活を取り戻しましょう。

痛風とは?

痛風とは、血液中の尿酸値が高くなることで、尿酸が結晶化し、関節に沈着することで起こる関節炎です。主に足の親指の付け根に発症することが多いですが、足首や膝、肘など、他の関節にも起こることがあります。

痛風発作は、突然起こり、激痛を伴います。発作は数日~数週間で治まりますが、放置すると発作を繰り返すようになり、関節の変形や腎臓病などの合併症を引き起こす可能性もあります。

痛風の症状

痛風の症状は、大きく3つの段階に分けられます。

  1. 無症状期
    • 血液中の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)ですが、自覚症状はありません。
    • この時期に、生活習慣の改善や薬物療法を行うことで、痛風発作を予防することができます。
  2. 急性痛風発作期
    • 尿酸結晶が関節に沈着し、炎症を起こすことで、激しい関節の痛みや腫れ、熱感などが現れます。
    • 最も痛みが強いのは、発作が始まってから24時間以内です。
    • 発作は、数日~数週間で自然に治まりますが、適切な治療を行うことで、痛みを早く抑えることができます。
  3. 慢性痛風期
    • 発作を繰り返すことで、関節の変形や機能障害が起こる時期です。
    • 皮下結節(痛風結節)と呼ばれる尿酸結晶の塊が、耳や足などにできることもあります。
    • 腎臓病や尿路結石などの合併症を引き起こす可能性もあります。

痛風発作の症状

痛風発作の主な症状は以下の通りです。

  • 激しい関節の痛み:発作が起こると、関節が赤く腫れ上がり、激しい痛みを感じます。
  • 関節の熱感:炎症によって、関節が熱を持つことがあります。
  • 関節の腫れ:炎症によって、関節が腫れることがあります。
  • 関節の可動域制限:痛みのために、関節を動かしにくくなることがあります。

これらの症状は、夜間や明け方に悪化しやすい傾向があります。また、発作を繰り返すたびに、痛みが強くなったり、持続時間が長くなったりすることがあります。

痛風の原因

痛風は、以下の原因によって引き起こされます。

高尿酸血症

  • 尿酸は、プリン体という物質が体内で分解される際に生成されます。
  • プリン体は、肉類や魚介類、アルコールなどに多く含まれています。
  • プリン体を過剰に摂取したり、体内で尿酸がうまく排泄されなかったりすると、血液中の尿酸値が高くなり、高尿酸血症になります。

遺伝的要因

  • 痛風は、遺伝的な要因も関与していると考えられています。
  • 家族に痛風の人がいる場合、発症リスクが高まります。

その他の要因

  • 肥満:肥満の人は、尿酸を作りやすく、排泄しにくい体質であるため、痛風になりやすいです。
  • 高血圧:高血圧は、腎臓の機能を低下させ、尿酸の排泄を妨げるため、痛風のリスクを高めます。
  • 腎臓病:腎臓の機能が低下すると、尿酸の排泄がうまくいかなくなり、痛風のリスクが高まります。
  • 利尿薬:利尿薬は、尿酸の排泄を妨げるため、痛風のリスクを高めます。

痛風の改善策

痛風の治療は、大きく分けて発作時の治療と発作予防の治療があります。

発作時の治療

  • 鎮痛薬:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やコルヒチンなどが、痛風発作の痛みを和らげるために使用されます。
  • ステロイド薬:痛みが強い場合や、他の薬で効果が得られない場合に、ステロイド薬が使用されることがあります。

発作予防の治療

  • 尿酸値を下げる薬:尿酸の生成を抑えたり、尿酸の排泄を促進したりする薬が処方されます。
  • 食事療法:プリン体を多く含む食品(肉類、魚介類、アルコールなど)を控え、野菜や果物を中心としたバランスの取れた食事を心がけましょう。
  • 水分摂取:水分を十分に摂取することで、尿酸の排泄を促すことができます。
  • 適度な運動:適度な運動は、尿酸値を下げる効果があります。

日常生活での注意点

痛風の予防や再発防止のためには、以下の点に注意しましょう。

  • バランスの取れた食事:プリン体を多く含む食品を控え、野菜や果物を中心としたバランスの取れた食事を心がけましょう。
  • 水分摂取:1日2リットル以上の水分を摂取するようにしましょう。
  • 適度な運動:ウォーキングや軽いジョギングなど、無理のない範囲で体を動かすようにしましょう。
  • ストレス解消:ストレスは、痛風発作の引き金となることがあるため、リラックスできる時間を作るなど、ストレスを解消する工夫をしましょう。
  • 定期的な健康診断:痛風は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病と合併しやすい病気です。定期的な健康診断を受け、早期発見・早期治療に努めましょう。

当院では、痛風やその他のお身体の不調の原因を特定し、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。