【公式】整骨院SAPIENS(サピエンス)│総持寺駅徒歩2分 大阪府茨木市総持寺駅前町11-11

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妊婦さんのための安全な腰痛ケア

妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて腰に負担がかかり、腰痛に悩まされる方が多くいらっしゃいます。しかし、妊娠中は薬の使用や激しい運動が制限されるため、どのように腰痛をケアすれば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。今回は、妊婦さんでも安心して行える腰痛ケアの方法をご紹介します。

なぜ妊娠中に腰痛が起こるのか?

妊娠中の腰痛は、主に以下の原因によって引き起こされます。

  • ホルモンバランスの変化: 妊娠中は、リラキシンというホルモンが分泌され、骨盤周辺の靭帯や関節を緩めます。これは、出産時に赤ちゃんがスムーズに産道を通れるようにするためですが、同時に骨盤が不安定になり、腰痛を引き起こしやすくなります。
  • お腹の大きさによる重心の変化: お腹が大きくなるにつれて重心が前方へ移動し、腰を反らせる姿勢になりがちです。この姿勢は、腰の筋肉に負担をかけ、腰痛を引き起こします。
  • 運動不足: 妊娠中は、運動不足になりがちです。運動不足は、筋力低下や血行不良を引き起こし、腰痛を悪化させる原因となります。
  • ストレス: 妊娠中の精神的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、腰痛を引き起こすことがあります。

妊婦さんの腰痛ケア方法

妊娠中の腰痛ケアは、安全かつ効果的な方法を選ぶことが大切です。ここでは、妊婦さんでも安心して行える腰痛ケアの方法をご紹介します。

1. 姿勢を意識する

  • 正しい姿勢を保つ: 立っている時は、背筋を伸ばし、お腹を軽く引き締め、肩の力を抜いてリラックスしましょう。座っている時は、背もたれのある椅子を選び、浅く腰掛けず、深く腰掛けるようにしましょう。
  • 横向きで寝る: 妊娠中は、横向きで寝ることをおすすめします。抱き枕などを利用して、お腹や腰をサポートすると、より楽な姿勢で寝ることができます。
  • 重い物を持たない: 重い荷物を持つ際は、できるだけ避け、やむを得ない場合は、膝を曲げて腰を落とすようにして持ち上げましょう。

2. ストレッチや体操

  • 腰痛体操: 腰を優しく伸ばしたり、回したりする体操は、腰の筋肉の緊張をほぐし、血行を促進する効果があります。妊娠中の腰痛体操は、専門家の指導のもとで行いましょう。
  • ストレッチ: 股関節や太ももの裏の筋肉を伸ばすストレッチは、腰への負担を軽減する効果があります。無理のない範囲で、ゆっくりと行いましょう。

3. 温熱療法

  • 温かいタオルや湯たんぽ: 腰を温めることで、血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。ただし、低温やけどに注意し、長時間同じ場所に当てないようにしましょう。
  • 入浴: ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることは、リラックス効果も期待できます。

4. 骨盤ベルトの着用

  • 骨盤ベルト: 骨盤を安定させ、腰への負担を軽減する効果があります。正しい装着方法で使用するようにしましょう。

5. 整骨院での施術

  • 専門家による施術: 整骨院では、妊娠中の身体の状態に合わせて、安全な手技療法や物理療法を行います。骨盤の歪みを整えたり、筋肉の緊張を緩和したりすることで、腰痛の改善が期待できます。

妊娠中の腰痛ケアで注意すべきこと

妊娠中の腰痛ケアでは、以下の点に注意しましょう。

  • 自己判断で薬を飲まない: 妊娠中は、薬の使用に注意が必要です。医師や薬剤師に相談してから服用するようにしましょう。
  • 激しい運動は避ける: 妊娠中は、激しい運動は避け、医師に相談の上、適切な運動を行いましょう。
  • 無理はしない: 痛みや不調を感じたら、無理をせず、早めに休息をとりましょう。

まとめ

妊娠中の腰痛は、適切なケアを行うことで改善できる可能性があります。今回ご紹介した方法を参考に、無理のない範囲で腰痛ケアを行い、快適なマタニティライフを送りましょう。

当院では、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。