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寝違えとは?原因と対策を解説【整骨院SAPIENS監修│茨木市/総持寺・高槻市】

朝目が覚めたときに首を動かせないほどの痛みに襲われ、「こんなはずじゃなかったのに……」と焦ってしまう経験はありませんか。いわゆる「寝違え」は、年齢や性別に関係なく、どなたにでも起こりうる身近な症状です。しかし意外にも、そのメカニズムや適切な対処法を理解している方は多くありません。思い当たる方は多いのではないでしょうか。

寝違えは、放っておいても自然に回復するケースがほとんどですが、痛みが強い時期に無理をして動かすと悪化することもあり、対応を誤ると症状が長引く可能性があります。また頻繁に寝違えを起こす方にとっては、根本的に身体の状態や生活習慣を見直すことが大切です。本記事では、寝違えの主な原因や症状、さらに自宅でできる対策や予防方法などを詳しく解説していきます。今まさに首が痛くてつらい方も、そうならないために知識を深めたい方も、ぜひ最後までお読みください。

こんな症状でお困りではありませんか

・朝起きた瞬間から首が痛く、まわらない。
・肩や背中まで痛みが広がり、腕を動かしづらい。
・月に何度も寝違えを繰り返してしまう。
・寝違えたときに自分でどう対応していいかわからない。
・急性期の痛みが長引いて、なかなか改善しない。

このような症状は、睡眠時の姿勢や枕の高さなどが合っていないことが原因かもしれません。早期に対処を行うことで痛みを軽減し、繰り返し発症するリスクを下げられます。

寝違えの原因と考えられるメカニズム

寝違えは、一般的に「朝起きたら首の筋肉や関節が痛くなっている状態」を指します。実は正確な原因が完全に解明されているわけではありませんが、以下のような要素が関係していると考えられています。

就寝時の不良姿勢

寝ている間に不自然な姿勢が続くと、首が片側に傾いた状態で長時間固定されることがあります。筋肉や関節が部分的に引き伸ばされたり圧迫されたりすると、炎症や損傷が起こりやすいのです。とくにソファーでうたた寝をしたり、枕を使わずに寝落ちしたりすると、首が大きくひねられる可能性が高まります。

枕の高さや硬さが合っていない

高すぎる枕は顎が引きすぎの状態になり、逆に低すぎる枕は頭が下がってしまい、首に負担をかける原因となります。さらに極端にやわらかい素材だと頭が沈み込み、寝返りが減って首周りの筋肉や関節が緊張しやすくなることも考えられます。

首肩まわりの冷え

筋肉は冷えると収縮しやすく、血行が悪くなる性質があります。その状態で急に首を動かすと、硬くなった筋肉や関節部位に負荷がかかり、損傷や炎症につながる可能性が高まります。暖房や寝具の調整を怠って首周りが冷えてしまうと、寝違えのリスクが上がりやすくなる点に注意が必要です。

不良姿勢や生活習慣

長時間のデスクワークやスマートフォンの操作で前かがみの姿勢が多い方は、首から肩にかけて慢性的な緊張を抱えやすいです。さらに運動不足やストレスが重なると、血流が悪化し筋肉の柔軟性が失われやすくなります。その結果、ちょっとした寝返りや不意の動きでも、首に激しい痛みが出る寝違えを起こしやすくなるのです。

深酒による寝返りの減少

アルコールを大量に摂取して泥酔状態で寝てしまうと、睡眠中の寝返りが極端に少なくなることがあります。寝返りは、身体の同じ部位に負担が集中しないようにするための重要な働きがありますが、深酒で深く眠りすぎるとその回数が減り、身体の一部に負担がかかり続けやすくなります。

寝違えによる主な症状

寝違えが起こると、首や肩周辺の動作に痛みや制限が生じます。以下のような症状が典型的です。

首肩周辺の痛み

炎症が強く出ている場合、首を少し動かすだけでも鋭い痛みが走ることがあります。痛みが片側に集中するケースが多いですが、両側や肩甲骨周辺、背中にまで広がるケースも存在します。

しびれや頭痛

首周りの筋肉が緊張して血管や神経を圧迫すると、腕や手にしびれが出る場合があります。また首の筋肉がこり固まることで、頭痛を感じる人も少なくありません。

動作痛や可動域の制限

「上を向けない」「後ろを振り向けない」「頭を横に倒しづらい」といった、特定の方向への動きが難しくなるケースは多いです。炎症が強い初期段階では、安静にしていても痛みが続くことも珍しくありません。

注意が必要な病気の可能性

・安静にしていても痛みが引かない
・時間の経過とともに痛みが悪化する
・強いしびれや違和感が腕や手、足に出る
・通常の寝違えでは考えにくいほどの激痛がある

これらの症状がみられる場合は、頚椎周辺の神経圧迫や腫瘍など、ほかの原因疾患が潜んでいる可能性があります。早めに整形外科などの医療機関で専門的な検査を受けるようにしましょう。

自宅でできる寝違えの対処法

寝違えを起こしたとき、多くの方は「すぐによくなる」と考えがちですが、痛みが強い急性期は特に無理をしないことが重要です。ここでは、自宅でできる対処のポイントをいくつかご紹介します。

まずは安静にする

炎症が起きている直後は、無理に首を回したり伸ばしたりしないようにしましょう。動かせば動かすほど筋線維の損傷が進んでしまい、回復が遅れる恐れがあります。通常であれば、1日ほど安静にしていると痛みは和らぎ始めることが多いです。

炎症期は冷やす

受傷後1〜2日は、患部をアイシングするのがおすすめです。氷水を入れた袋や冷たいタオルなどを首に当てると、炎症や痛みを抑えやすくなります。冷却しすぎると血行が悪くなるため、10分を目安に適度に行うのがポイントです。また、消炎鎮痛成分を含む湿布も効果的といわれています。

整骨院で施術を受ける

強い痛みがある状態でも、整骨院では特殊な電気療法や周辺部位の手技によって、炎症を和らげたり可動域を広げたりする施術が受けられます。早期回復が期待できるので、痛みに耐えずに専門家に相談するのもひとつの選択肢です。

枕の高さや硬さを見直す

寝違えを繰り返しやすい方は、使用している枕が合っていない可能性があります。仰向けで寝たときに目線がわずかに下がる程度の高さが理想とされており、横向きになったときに首のラインが一直線になる枕を選ぶのが望ましいです。やわらかすぎる枕は寝返りを阻害するため、適度な硬さと広さも意識してみてください。

寝違えを防ぐための生活習慣と予防法

痛みが出るたびに対処法を模索するよりも、そもそも寝違えが起こりにくい身体づくりや睡眠環境を整えることが重要です。以下の点を見直すだけで、発症リスクを大幅に減らすことができます。

就寝前の入浴

入浴によって身体を内側から温めると血行が促進され、首や肩周りの筋肉がリラックスしやすくなります。40度前後のぬるめのお湯に10〜15分浸かることで、筋肉がゆるみ、寝返りのしやすい状態をつくりやすくなります。寝る90分前までに入浴を終えておくと、スムーズに入眠しやすいともいわれています。

寝る前の軽いストレッチ

デスクワークで首肩が凝り固まっている方や、スポーツなどで疲労がたまっている方は、就寝前にゆっくりと筋肉をほぐすストレッチを行うと効果的です。深呼吸を意識しながら、30秒ほど時間をかけてじんわりと伸ばすことがポイントです。具体的には以下のようなストレッチを試してみましょう。

  • 首の後ろを伸ばす:顎を引いて胸に近づけ、両手を後頭部に当ててゆっくり押さえる。
  • 首の前側を伸ばす:顔を上に向け、首の前面から胸へかけてストレッチ。
  • 首から肩にかけて伸ばす:頭を真横に倒し、上になる手を側頭部に当ててさらに引っ張る。反対側の手は背中側に回しておく。

身体を冷やさない工夫

冷えは血流を滞らせ、筋肉を硬くする大きな原因のひとつです。冬はもちろん、夏でもクーラーや扇風機の風が直接首に当たらないように調整しましょう。日中も上着やストールを使って首周りを暖かく保つと、寝違えだけでなく肩こりや頭痛の予防にもつながります。

普段の姿勢を意識する

長時間のスマホ操作やパソコン作業でうつむき加減の姿勢が続くと、首に大きな負担がかかります。頭の位置が前に出るとその重さを支えようとして首や肩の筋肉が余計に緊張しやすいのです。頭のてっぺんが上から引っ張られているイメージで背筋を伸ばし、左右の肩の高さが均等になるよう意識してみてください。

深酒は控えめに

泥酔状態で眠ると、寝返りがほぼ止まってしまうほど深く眠ってしまうケースがあります。その結果、身体の一部分に圧力が偏り、寝違えの原因となり得ます。どうしてもお酒を飲む場合は量を調整し、眠りに落ちる前に酔いをある程度覚ましてから床につくようにしましょう。

整骨院でのケアで早期改善を目指す

急性期の強い痛みがあるときでも、整骨院では電気療法などを用いて炎症や痛みを軽減する施術が期待できます。また、周辺の筋肉や背中・肩甲骨周りなどを丁寧にほぐすことで、首への負担を和らげ、可動域の回復をサポートできます。日常生活で姿勢や動作に気をつけていても、どうしても寝違えを繰り返してしまう方は、一度専門家に相談して根本的な原因をチェックしてもらうとよいでしょう。

さらに、定期的に整骨院で身体のメンテナンスを行うことで、普段の姿勢が改善され、筋肉や関節の柔軟性が高まります。疲労やストレスの蓄積を早めにリリースできれば、寝違えだけでなく首肩こりや腰痛などの予防にもつながります。

まとめ

寝違えは睡眠時の環境や姿勢、生活習慣などが複合的に影響して起こる身近な症状です。急性期には無理に動かさず、アイシングや専門家の施術で炎症を抑えることが大切になります。また、再発を防ぐためには枕の見直しや首を冷やさない工夫、就寝前のストレッチなど、日頃のセルフケアが欠かせません。首や肩の状態を整えることで、朝の痛みから解放され、快適な1日のスタートを切れるようになります。根本的な予防と正しい対処で、寝違えによる不快感をしっかり改善していきましょう。

この記事を監修
整骨院SAPIENSブログ

大阪府茨木市、阪急京都線「総持寺駅」から徒歩2分の場所にある【整骨院SAPIENS】が運営するブログです。
当院には、国家資格である「柔道整復師」の資格を持つ経験豊富なスタッフが在籍しブログ記事を監修しています。
来院される皆様の「つらい」を根本から改善し、健康的な生活を送れるよう全力でサポート させていただいております。

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