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神経症ってどんな病気?原因や症状、克服するためのヒントを解説!

あなたは、最近不安や緊張を感じることが増えたり、心が落ち着かなくなったりしていませんか?もしかしたら、それは「神経症」のサインかもしれません。

神経症は、現代社会において多くの人が経験する可能性のある心の状態です。日常生活に支障をきたすほどの強い不安や緊張、抑うつ、恐怖など、様々な症状が現れることがあります。しかし、神経症は決して恥ずべきものではなく、適切な対処法によって克服できる可能性のあるものです。

この記事では、神経症について詳しく解説していきます。神経症とは何か、どのような原因で起こるのか、どんな症状があるのか、そして克服するためにできることなど、わかりやすく説明していきます。ぜひ最後まで読んで、神経症について理解を深めて、心身の健康へと繋げていきましょう。

神経症とは?

神経症とは、強い不安や緊張、抑うつ、恐怖などの精神的な症状を特徴とする心の状態です。具体的な症状は人それぞれ異なりますが、日常生活に支障をきたすほどの強いストレスや苦痛を感じることが共通しています。

神経症は、医学的には「神経症性障害」と呼ばれ、気分障害や統合失調症などの精神疾患とは区別されています。ただし、神経症と他の精神疾患は境界が曖昧な場合もあり、複数の症状が重なっていることもあります。

神経症と他の精神疾患の違い

神経症と他の精神疾患の違いを、簡単に説明すると以下のようになります。

  • 神経症: 現実的な問題への反応として、不安や緊張、恐怖などが強くなってしまう状態。現実との接点は保たれている。
  • 精神病: 現実と非現実の区別がつかなくなったり、幻覚や妄想などの症状が現れたりする状態。現実との接点が失われる可能性がある。

神経症は、適切な対処法によって症状が改善し、日常生活を送れるようになる可能性が高いとされています。一方、精神病は治療が必要となるケースが多く、専門医の診察を受けることが重要です。

神経症の原因は?

神経症の原因は、まだ完全に解明されていません。しかし、様々な要因が複合的に関係していると考えられています。

1. 遺伝的な要因

神経症には、遺伝的な要素が関係している可能性が指摘されています。両親や兄弟姉妹に神経症や他の精神疾患の経験がある場合、自分も神経症を発症するリスクが高くなる可能性があります。

2. 脳の機能的な異常

脳の神経伝達物質のバランスが崩れることや、特定の脳部位の機能異常も、神経症の発症に関係していると考えられています。

3. 環境的な要因

ストレスフルな環境や、幼少期のトラウマ体験、人間関係の悩みなど、環境的な要因も神経症の発症に影響を与えます。特に、仕事や人間関係で強いストレスを抱えている人、周囲からの期待に応えようとする気持ちが強い人は、神経症を発症しやすくなるとされています。

4. 性格的な要因

完璧主義や責任感が強い人、神経質な人などは、神経症になりやすい傾向があると言われています。

神経症の主な症状

神経症の症状は、人によって様々です。代表的な症状としては、以下のようなものがあります。

1. 不安症状

日常生活の中で、強い不安や緊張を感じることが特徴です。将来への不安、健康への不安、対人関係への不安など、様々な不安に悩まされることがあります。また、常に何か悪いことが起こるのではないかと心配したり、落ち着かなくなったりするのも不安症状の一つです。

2. 恐怖症状

特定の場所や状況、対象物に対して、強い恐怖を感じる症状です。例えば、高所恐怖症、閉所恐怖症、社会恐怖症などが挙げられます。恐怖を感じる対象は人それぞれ異なります。

3. 強迫症状

ある特定の行動を繰り返してしまう、または特定の考えが頭から離れない症状です。例えば、何度も手を洗ってしまう、ドアを何度も確認してしまう、といった行動が挙げられます。

4. 抑うつ症状

気分が落ち込み、やる気が出ない、興味や喜びを感じなくなるといった症状です。日常生活に支障をきたすほどの強い疲労感や倦怠感を感じることもあります。

5. 身体症状

神経症は、心だけでなく、身体にも様々な症状が現れることがあります。例えば、動悸、息切れ、めまい、胃痛、頭痛、不眠症などが挙げられます。

神経症の診断

神経症は、医師の診察を受けることで診断されます。医師は、問診や心理検査などを通して、患者さんの症状や過去の経験などを詳しく聞き取ります。

診断基準としては、DSM-5(精神疾患の診断と統計マニュアル第5版)やICD-11(国際疾病分類第11版)が用いられます。これらの基準に基づいて、医師が神経症と判断した場合に、診断が確定します。

神経症の克服方法

神経症は、決して治らない病気ではありません。適切な治療や対処法を行うことで、症状が改善し、日常生活を送れるようになる可能性があります。

1. 精神科・心療内科を受診する

神経症の症状が強い場合や、日常生活に支障をきたしている場合は、精神科または心療内科を受診することが重要です。医師の診察を受けることで、適切な診断と治療を受けることができます。

2. 薬物療法

医師によっては、抗不安薬や抗うつ薬などの薬物療法を提案される場合があります。これらの薬は、不安や緊張、抑うつなどの症状を軽減する効果があります。

3. 精神療法

精神療法は、医師やカウンセラーと面談を通して、心の状態を改善していく治療法です。認知行動療法や対人関係療法など、様々な種類の精神療法があります。

4. リラックス法

ヨガ、瞑想、深呼吸など、リラックスできる方法を取り入れることも、神経症の症状を軽減するのに役立ちます。これらの方法は、心身をリラックスさせ、不安や緊張を和らげる効果があります。

5. ライフスタイルの見直し

不規則な生活習慣や、ストレスフルな環境は、神経症の症状を悪化させる可能性があります。規則正しい生活を送ること、適度な運動をすること、バランスの良い食事をとること、質の高い睡眠をとることは、神経症の克服に役立ちます。

6. 周囲の人とのコミュニケーション

信頼できる友人や家族に悩みを打ち明けることで、気持ちが楽になることがあります。周囲の人とのコミュニケーションを通して、孤独感を解消し、支えを得ることも大切です。

まとめ

神経症は、現代社会において多くの人が経験する可能性のある心の状態です。不安や緊張、抑うつ、恐怖など、様々な症状が現れることがありますが、適切な対処法によって克服できる可能性があります。

もし、あなたが神経症の症状に悩んでいる場合は、一人で抱え込まずに、医師や専門家に相談することをおすすめします。早期に適切な治療を受けることで、症状の改善が期待できます。

また、日頃から心身の健康に気を配り、ストレスを溜め込まないよう心がけることも大切です。リラックスできる時間を作る、バランスの良い食事をとる、適度な運動をするなど、自分なりのストレス解消方法を見つけて、実践していきましょう。

当院では、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にLINEでご相談ください。