整骨院SAPIENS 総持寺駅徒歩2分|茨木・高槻エリア

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整骨院SAPIENSの4人スタッフの集合写真①井上龍輝②中務光貴③小山 大輝④久宗 勇斗

整骨院と接骨院、整体院の違いとは?

「最近、運転中に腰が痛むけど、整骨院?整体院?どっちに行けばいいんだろう…」「看板はよく見るけど、整骨院と接骨院って何が違うの?」そんな風に、体の不調を感じた時にどこに相談すべきか迷った経験はありませんか?特に、長時間の運転や日々のデスクワークで体に負担がかかりやすいドライバーの皆さんにとって、いざという時に頼れる場所を知っておくことは、体の不調を早期に改善し、安全運転を続けるためにも非常に大切です。

この記事では、よく混同されがちな「整骨院」「接骨院」「整体院」の違いや、それぞれの特徴、そしてどのような時にどこへ行けば良いのかについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。この記事を読めば、あなたもきっと自分に合った適切なケアの場所を見つけるためのヒントが得られるはずです。賢い選択で、体の悩みを解消し、快適なカーライフをサポートしましょう。

まずは結論!「整骨院」と「接骨院」は基本的に同じ

街を歩いていると、「〇〇整骨院」や「△△接骨院」といった看板を目にすることがありますね。実は、この**「整骨院」と「接骨院」は、名称が異なるだけで、基本的には同じ施設**を指しています。

どちらも、「柔道整復師(じゅうどうせいふくし)」という国家資格を持った専門家が施術を行う場所です。法律上、「柔道整服師が施術を行う場所」として正式に認められている名称であり、提供される施術内容や、健康保険の適用範囲なども基本的には同じと考えて良いでしょう。

名称の違いには歴史的な経緯などがありますが、利用する側にとっては大きな違いはありません。この記事では、以降「整骨院・接骨院」とまとめて表記するか、代表して「整骨院」と表記することがあります。

「整骨院・接骨院(柔道整復師)」とは?

では、その「整骨院・接骨院」とは、具体的にどのような場所なのでしょうか。

資格:国家資格「柔道整復師」

整骨院・接骨院で施術を行うのは、前述の通り**「柔道整復師」という国家資格を持つ専門家**です。

柔道整復師になるためには、文部科学大臣が指定した大学や厚生労働大臣が指定した専門学校で、3年以上(または4年制大学)にわたり、以下のような専門知識と技術を学ぶ必要があります。

  • 基礎医学:解剖学(体の構造)、生理学(体の機能)、運動学(体の動き)、病理学(病気のメカニズム)、衛生学・公衆衛生学など
  • 臨床医学:整形外科学、リハビリテーション医学、一般臨床医学など
  • 柔道整復理論・実技:骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷(肉離れ)といった怪我の評価法、整復法(骨や関節を元の位置に戻す技術)、固定法(ギプス、包帯、テーピングなど)、後療法(手技療法、物理療法、運動療法)など
  • 関係法規:柔道整復師法、医師法など

これらの専門教育を修了し、年に一度行われる国家試験に合格して初めて、柔道整復師として働く資格が得られます。

専門分野(施術範囲)

柔道整復師の専門分野は、主に運動器(骨、関節、筋肉、靭帯、腱など)の外傷(怪我)に対する施術です。具体的には、

  • 打撲(うちみ)
  • 捻挫(ねんざ)
  • 挫傷(ざしょう:いわゆる肉離れ)
  • 骨折・脱臼:ただし、骨折や脱臼の施術については、緊急時の応急手当の場合を除き、医師の同意が必要となります。整骨院・接骨院で継続して施術を受けるには、まず医療機関を受診し、医師の診断と同意を得ることが原則です。

これらの怪我に対して、手術や薬を使わない「非観血的療法(ひかんけつてきりょうほう)」と呼ばれる方法で、人間の持つ自然治癒力を最大限に活かしながら回復を目指します。

主な施術内容

整骨院・接骨院で行われる主な施術内容は、以下の3つに大別されます。

  1. 整復法:骨折した骨や脱臼した関節を、手技によって元の正しい位置に戻す技術です。
  2. 固定法:整復した患部が再びずれたり、不安定になったりしないように、ギプス、副子(シーネ)、包帯、テーピングなどを用いて適切に固定します。
  3. 後療法(こうりょうほう):固定後や、打撲・捻挫・挫傷などの回復を促すために行われる施術で、以下のものが含まれます。
    • 手技療法:マッサージ、ストレッチ、関節モビライゼーション(関節の動きを良くする手技)、AKA(関節運動学的アプローチ)など、施術者の手による様々な技術を用いて、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進し、関節の動きを改善します。
    • 物理療法:電気治療器(低周波、干渉波、高周波、ハイボルテージなど)、温熱療法機器(ホットパック、赤外線など)、冷却療法(アイシング)、超音波治療器、ウォーターベッドなど、様々な物理的なエネルギーを利用して、痛みの緩和、炎症の抑制、組織の修復促進、筋緊張の緩和などを図ります。
    • 運動療法:怪我によって低下した筋力や関節の可動域を回復させるためのリハビリテーションや、正しい体の使い方を指導するトレーニング、再発予防のためのストレッチ指導などを行います。

保険適用

整骨院・接骨院での施術には、健康保険が使える場合と使えない場合があります。

  • 健康保険が使える場合: 原因が明確な**急性の外傷(怪我)**に限られます。具体的には、
    • 骨折(応急手当を除き、医師の同意が必要)
    • 脱臼(応急手当を除き、医師の同意が必要)
    • 打撲
    • 捻挫
    • 挫傷(肉離れ) これらの怪我に対して、いつ、どこで、何をして痛めたかという「負傷原因」がはっきりしている場合に健康保険が適用されます。
  • 健康保険が使えない場合(自費診療となる場合)
    • 日常生活からくる単なる肩こりや筋肉疲労
    • 慢性的な腰痛や関節痛(明らかな外傷がないもの)
    • 原因不明の痛みやしびれ
    • 慰安目的・リラクゼーション目的のマッサージ
    • スポーツのコンディショニングやパフォーマンスアップ目的の施術
    • 脳疾患後遺症などのリハビリ
    • 過去の交通事故の後遺症など(医師の診断書がないもの) これらの場合は、健康保険の適用外となり、全額自己負担の自費診療となります。ただし、整骨院によっては、これらの症状に対しても自費診療メニューとして対応している場合があります。
  • 交通事故の場合: 交通事故によるむちうちなどの怪我の場合は、原則として加害者が加入している自賠責保険や、ご自身または相手方の任意保険を使って治療を受けることができます。この場合も、まずは医療機関(整形外科など)を受診し、医師の診断を受けることが重要です。
  • 労災保険・通勤災害保険: 仕事中や通勤途中の怪我の場合は、労災保険や通勤災害保険が適用されることがあります。

特徴

整骨院・接骨院は、骨・関節・筋肉・靭帯・腱といった運動器の怪我の治療を専門としており、特に急性の外傷に対する施術を得意としています。「ほねつぎ」や「接骨師」といった昔ながらの呼び名も、この専門性を表しています。

「整体院(整体師)」とは?

次に、「整体院」について見ていきましょう。整骨院・接骨院とは大きく異なります。

資格:国家資格ではない

最も大きな違いは、「整体師」という国家資格は存在しないという点です。

整体師の資格は、様々な民間団体が認定しているものであり、その種類や技術レベル、教育期間などは多種多様です。中には、数日間の講習を受けただけで「整体師」を名乗っているケースや、特に資格を持たずに開業しているケースも存在します。

もちろん、長年の経験と高い技術を持った素晴らしい整体師の方もたくさんいらっしゃいますが、国家資格ではないため、技術や知識のレベルにばらつきが大きいのが現状です。

カイロプラクティックやオステオパシーといった、海外では専門職として認められている手技療法をベースにしている整体院もありますが、日本ではこれらも法的な国家資格としては確立されていません。

専門分野(施術範囲)

整体院の専門分野や施術範囲は、その院や整体師の方針によって大きく異なります。「○○式整体」「△△療法」といった独自の理論や手技を掲げているところも多く、一概に「整体とはこういうもの」と定義するのは難しいです。

一般的には、以下のような目的で利用されることが多いようです。

  • 体の歪み調整(骨盤矯正、姿勢矯正など)
  • 慢性的な肩こりや腰痛の緩和
  • 筋肉の緊張緩和、リラクゼーション
  • 自律神経のバランス調整
  • 不定愁訴(原因がはっきりしない体調不良)の緩和

ただし、整体院は医療機関ではないため、病気の診断や治療を行うことはできません。

主な施術内容

施術内容も院によって千差万別ですが、一般的には手技療法が中心となります。

マッサージ、ストレッチ、骨格の矯正、関節の調整、筋肉のバランス調整といった手技が用いられることが多いです。

院によっては、特定の器具を使った施術や、運動指導、食事や栄養に関するアドバイスなどを行っているところもあります。

保険適用

整体院での施術は、健康保険は一切適用されません。全て自費診療となります。

料金体系も院によって異なり、時間制であったり、コース制であったりします。事前に料金をしっかりと確認することが大切です。

特徴

整体院は、医療機関や整骨院・接骨院とは異なり、法的な資格制度や業務範囲の規定が曖昧な部分があります。そのため、慢性的な体の不調の改善や、体のバランス調整、リラクゼーションといった目的で利用されることが多いですが、施術内容や効果にはばらつきがあることを理解しておく必要があります。

「治療」という言葉は法律上使えず、あくまで「体を整える」「リフレッシュする」といった表現が用いられることが一般的です。

では、「整形外科(医師)」とは?

参考として、医療機関である「整形外科」についても触れておきましょう。

資格:国家資格「医師免許」を持つ医師

整形外科で診療を行うのは、医師免許を持つ医師です。多くの場合、さらに専門的な知識と技術を習得した「整形外科専門医」が担当します。

専門分野(施術範囲)

整形外科の専門分野は、運動器(骨、関節、筋肉、靭帯、腱、神経など)に関するあらゆる病気や怪我の診断と治療です。

具体的には、

  • 骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れなどの外傷
  • 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性腰椎症などの脊椎疾患
  • 変形性膝関節症、変形性股関節症などの関節疾患
  • 五十肩(肩関節周囲炎)、腱鞘炎、ばね指などの関節・腱の炎症
  • リウマチ、痛風などの膠原病・代謝性疾患
  • スポーツによる障害(オスグッド病、野球肘、テニス肘など)
  • 交通事故によるむちうちなどの怪我
  • 骨粗しょう症
  • 手足のしびれ、神経痛 など、非常に広範囲にわたります。

主な治療内容

整形外科では、医師による医学的な診断に基づき、以下のような治療(医療行為)が行われます。

  • 医学的診断:問診、視診、触診に加え、レントゲン検査、MRI検査、CT検査、超音波検査、血液検査、骨密度検査といった各種画像検査や臨床検査を行い、病気や怪我の原因、状態を正確に特定します。
  • 投薬:痛み止め(内服薬、坐薬)、湿布、塗り薬、筋弛緩薬、骨粗しょう症治療薬、抗リウマチ薬など、症状や病態に応じた薬を処方します。
  • 注射:ヒアルロン酸注射(関節の潤滑や保護)、ステロイド注射(強い炎症を抑える)、神経ブロック注射(痛みの伝達を遮断する)、トリガーポイント注射(痛みの引き金となる筋肉の硬結に注射する)などを行います。
  • 手術:保存的治療(手術以外の治療)で改善が見られない場合や、重度の骨折、人工関節が必要な場合などに、手術による治療を行います(骨折の整復固定手術、人工関節置換術、椎間板ヘルニアの手術、脊柱管狭窄症の手術など)。
  • リハビリテーション指示:理学療法士や作業療法士に対し、患者さんの状態に合わせた具体的なリハビリテーションの計画や内容を指示します。
  • 装具療法:ギプス、シーネ、コルセット、サポーター、インソール(足底板)などを処方したり、作成したりします。

保険適用

整形外科での診療や治療は、原則として健康保険が適用されます。

特徴

整形外科は、運動器系の病気や怪我に対して、医学的な診断と治療(医療行為)を行える唯一の施設です。画像検査などで体の内部の状態を詳しく調べることができ、薬の処方や手術といった専門的な医療介入が必要な場合に対応できます。

それぞれの違いを表で比較

ここまでの内容を、わかりやすく表にまとめてみましょう。

項目整骨院・接骨院整体院整形外科
施術者/資格柔道整復師(国家資格)整体師(民間資格・無資格の場合も)医師(国家資格)
専門分野急性の外傷(打撲、捻挫、挫傷)、骨折・脱臼(応急処置、医師同意後の後療法)体の歪み調整、リラクゼーションなど(院により様々)運動器全般の病気・怪我の診断と治療
主な施術/治療内容手技療法、物理療法、運動療法(整復、固定、後療法)手技療法中心(マッサージ、ストレッチ、骨格矯正など、院により様々)医学的診断、投薬、注射、手術、リハビリテーション指示、装具療法など
保険適用一部可(原因明確な急性外傷のみ。骨折・脱臼は医師同意要)不可(全て自費診療)(原則として健康保険適用)
診断行為不可不可
レントゲン等検査不可不可
薬の処方不可不可
手術不可不可
特徴怪我の治療に特化。運動器の専門家。非観血的療法。手技による体のバランス調整が主。施術内容・技術にばらつきあり。医療行為全般を行える。画像診断や外科的処置が可能。

この表を見ると、それぞれの施設が持つ役割や特徴の違いが、より明確になるのではないでしょうか。

どんな時にどこへ行けば良い?症状・目的別の選び方

「違いはわかったけど、じゃあ実際に自分のこの症状はどこに行けばいいの?」という疑問にお答えします。

  • 急な怪我(足をひねった、物をぶつけた、筋肉を痛めたなど原因がはっきりしているもの)
    • まずは整形外科で正確な診断を受けるのが最も望ましいです。骨折や靭帯の断裂など、見た目だけではわからない損傷が隠れている可能性があるため、レントゲンなどの画像検査でしっかりと状態を把握してもらうことが重要です。
    • 整形外科での診断の結果、整骨院・接骨院での施術が適していると判断され、医師の指示や同意が得られれば、整骨院・接骨院で後療法やリハビリテーションを受けるという選択肢もあります。
  • 骨折や脱臼の疑いがある場合(強い痛み、腫れ、変形、動かせないなど)
    • 迷わず、すぐに整形外科を受診してください。 整骨院・接骨院では、応急処置(一時的な固定など)は可能ですが、その後の本格的な治療は医師の管理下で行う必要があります。
  • 交通事故によるむちうちなどの怪我
    • 必ず最初に整形外科を受診し、医師の診断書をもらってください。 これは、後の保険請求の手続きにおいても非常に重要です。
    • 整形外科での診断と治療方針に基づき、医師の指示や同意、そして保険会社の了承が得られれば、整骨院・接骨院で施術(手技療法、物理療法、運動療法など)を受けることも可能です。医療機関と整骨院・接骨院が連携を取りながら治療を進めていくのが理想的です。
  • 慢性的な肩こり、腰痛、膝の痛みなど(明らかな外傷がないもの)
    • 原因が特定できていない場合は、まずは整形外科を受診し、医師の診断を受けることをお勧めします。 隠れた病気(椎間板ヘルニア、変形性関節症、脊柱管狭窄症など)が見つかることもあります。
    • 整形外科で検査の結果、「特に骨や関節に異常はない」「加齢によるもの」などと診断されたが、それでも症状が改善しない場合や、姿勢の歪み、筋肉のアンバランスなどを改善したいという希望があれば、整骨院・接骨院の自費診療メニューや、ご自身が信頼できると感じる整体院を検討するのも一つの方法です。
  • 体の歪み(猫背、O脚、骨盤の歪みなど)を改善したい
    • 整骨院・接骨院の自費診療メニューで、姿勢矯正や骨盤矯正を行っているところがあります。
    • また、整体院の中にも、姿勢改善や骨盤矯正を専門としているところがあります。ただし、整体院の場合は、施術者の技術や知識にばらつきがあるため、慎重に選ぶ必要があります。
  • リラクゼーション、日々の疲れを癒したい
    • マッサージ店やリラクゼーションサロン、あるいはリラクゼーション目的の施術を行っている整体院などが適しています。
  • 原因不明の痛み、しびれ、体調不良が続く場合
    • 自己判断せず、必ず医療機関(まずはかかりつけ医や整形外科、症状によっては内科など)を受診し、医師の診断を最優先してください。 重篤な病気が隠れている可能性も否定できません。

運転による体の不調(肩こり、腰痛、目の疲れなど)の場合

  • 症状が軽い場合は、こまめな休憩、ストレッチ、正しい運転姿勢の意識といったセルフケアや、リラクゼーション目的のマッサージなどで様子を見るのも良いでしょう。
  • 痛みが続く、あるいは悪化するようであれば、整形外科を受診し、原因を特定してもらうのが賢明です。
  • 整形外科での診断の結果、特に大きな問題がないとされた上で、姿勢の改善や筋肉のケアを希望する場合は、整骨院・接骨院の自費診療や、信頼できる整体院を検討してみましょう。

整骨院・接骨院、整体院を選ぶ際の注意点

どの施設を選ぶにしても、安心して施術を受けるためには、いくつかの注意点があります。

整骨院・接骨院を選ぶ場合

  • 国家資格(柔道整復師免許)の掲示を確認する:院内の見やすい場所に免許証が掲示されているはずです。
  • 健康保険の適用範囲について正しく説明してくれるか:どのような場合に保険が使え、どのような場合に自費になるのかを、曖昧にせず、きちんと説明してくれるか確認しましょう。
  • 医療機関との連携を重視しているか:必要に応じて、整形外科などの医療機関への紹介や、検査結果の共有など、医師との連携をスムーズに行ってくれるかは重要なポイントです。
  • 施術内容や料金体系が明確か:どのような施術を、どのくらいの期間、どのくらいの費用で行うのかを、事前に分かりやすく説明してくれるか確認しましょう。

整体院を選ぶ場合

  • 施術者の資格の有無や種類、経験年数などを確認する:ホームページや院内掲示、あるいは直接質問するなどして、施術者のバックグラウンドを確認しましょう。
  • 施術内容やその理論、期待できる効果について具体的に説明してくれるか:どのような考え方に基づいて、どのような手技でアプローチするのか、それによってどのような変化が期待できるのかを、納得いくまで説明してくれるか確認しましょう。
  • 強引な勧誘や高額な回数券の販売がないか:患者さんの意思を尊重せず、無理に契約させようとしたり、必要以上の高額なコースを勧めたりするようなところは避けましょう。
  • 誇大広告に注意する:「必ず治る」「どんな病気も改善する」「奇跡の〇〇療法」といった、科学的根拠の乏しい過大な表現や、効果を保証するような広告には注意が必要です。

共通の注意点

  • 清潔感、院内の雰囲気、スタッフの対応:院内が清潔で、リラックスできる雰囲気か、スタッフの挨拶や言葉遣いが丁寧で、気持ちよく通えるかどうかも大切です。
  • 口コミや評判は参考程度に:インターネット上の口コミや知人からの評判も参考になりますが、あくまで個人の感想です。自分に合うかどうかは、実際にカウンセリングを受けてみるなどして判断しましょう。
  • カウンセリングの丁寧さ:あなたの話をじっくりと聞き、親身になって相談に乗ってくれるか、不安や疑問に丁寧に答えてくれるかは、信頼関係を築く上で非常に重要です。
  • 自分の症状や目的に合っているか:その施設が、あなたの抱える症状や、改善したい目的に対して、適切なアプローチを提供できるかどうかを見極めましょう。

まとめ

今回は、「整骨院と接骨院、整体院の違いとは?」というテーマでお届けしました。

  • 「整骨院」と「接骨院」は基本的に同じで、国家資格を持つ柔道整復師が、主に急性の怪我(打撲、捻挫、挫傷、医師の同意を得た骨折・脱臼)に対して、健康保険を一部適用して施術を行う場所です。
  • 「整体院」は、国家資格ではなく民間資格(または無資格)の整体師が、体の歪み調整やリラクゼーションなどを目的として、健康保険適用外の自費診療で施術を行う場所です。施術内容や技術レベルは院によって大きく異なります。
  • 「整形外科」は、医師が運動器全般の病気や怪我の診断と治療(投薬、注射、手術、リハビリ指示など)を行う医療機関であり、健康保険が適用されます。
  • ご自身の症状や目的(怪我の治療か、慢性的な不調の改善か、リラクゼーションかなど)をよく考え、それぞれの施設の特徴を理解した上で、適切に使い分けることが大切です。
  • 迷ったら、あるいは原因がはっきりしない痛みやしびれ、体調不良がある場合は、まずは医療機関(整形外科など)を受診し、医師による正確な診断を受けることを最優先してください。

茨木市や高槻市、またその近隣にも、多くの整骨院・接骨院、整体院、そして整形外科があります。この記事で得た知識を参考に、ご自身に合った信頼できる場所を見つけ、体の不調を適切にケアし、日々の生活、そして何よりも安全で快適な運転を続けられるようにしましょう。

この記事を監修
整骨院SAPIENSブログ

大阪府茨木市、阪急京都線「総持寺駅」から徒歩2分の場所にある【整骨院SAPIENS】が運営するブログです。
当院には、国家資格である「柔道整復師」の資格を持つ経験豊富なスタッフが在籍しブログ記事を監修しています。
来院される皆様の「つらい」を根本から改善し、健康的な生活を送れるよう全力でサポート させていただいております。

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