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捻挫ってどんなケガ?原因や症状、正しい応急処置と治し方、そして予防方法を徹底解説!

足首をひねって「グキッ」と音がした経験はありませんか?
もしかしたら、あなたは捻挫をしてしまったかもしれません。

捻挫は、日常生活で起こりやすいケガの一つですが、放置すると後遺症が残ってしまう可能性も。
「捻挫なんて、たいしたことないだろう」と安易に考えてしまう前に、その原因や症状、正しい対処法についてしっかり理解しておくことが大切です。

この記事では、捻挫について、初心者の方でも理解しやすいように、原因から症状、応急処置、治療法、そして予防方法まで詳しく解説していきます。
捻挫のメカニズムを知り、適切に対処することで、より早く健康な状態を取り戻せるよう、一緒に学んでいきましょう!

捻挫とは?どんなケガなの?

捻挫とは、関節を構成している靭帯(じんたい)が、強い衝撃やねじれによって伸ばされたり、切れたりすることで起こるケガのことです。
靭帯は、関節を安定させるための重要な役割を担っています。

例えば、足首を内側にひねってしまい、靭帯が損傷してしまうと、足首が不安定になり、痛みや腫れが生じます。
これは、足首の関節を安定させている靭帯が、限界を超える力を受けてしまったために起こるのです。

捻挫と脱臼、骨折との違いって?

捻挫と似たようなケガに、脱臼や骨折があります。
それぞれ何が違うのか、簡単に説明しますね。

  • 捻挫: 関節を構成している靭帯が損傷するケガ。
  • 脱臼: 骨と骨が繋がる関節から、骨が外れてしまうケガ。
  • 骨折: 骨が折れてしまうケガ。

これらのケガは、症状が似ている場合もあるため、判断が難しいこともあります。
もし、強い痛みや腫れ、変形がある場合は、すぐに医療機関を受診することが大切です。

捻挫の原因は?どんな時に起こるの?

捻挫は、日常生活の様々な場面で起こる可能性があります。
具体的には、次のような場合に注意が必要です。

  • スポーツをしている時: バスケやサッカーなど、急に方向転換をするスポーツでは、足首をひねって捻挫してしまうリスクが高くなります。
  • 階段を踏み外した時: 不意に足を踏み外してしまうと、足首や膝を捻挫してしまうことがあります。
  • 段差につまずいた時: 歩行中に段差につまずいてしまうと、足首をひねって捻挫してしまうことがあります。
  • 滑って転倒した時: 床が濡れていたり、アイスバーンになっている場合などは、転倒しやすく、捻挫のリスクが高まります。

捻挫の症状は?どんな症状が出るの?

捻挫の症状は、損傷の程度によって様々です。
軽い捻挫では、痛みや腫れが軽度で、すぐに治まってしまう場合もあります。
しかし、重度の捻挫では、強い痛みや腫れ、内出血、関節の不安定感などが現れ、日常生活に支障が出ることもあります。

ここでは、捻挫の代表的な症状をいくつかご紹介します。

  • 痛み: 捻挫した部分に、強い痛みを感じるのが特徴です。
  • 腫れ: 捻挫した部位が腫れ上がり、触ると熱感があることもあります。
  • 内出血(青あざ): 皮膚の下に血液が溜まり、青や紫色のアザができることがあります。
  • 関節の動きにくい: 捻挫した関節を動かすのが難しく、動かすと痛みが増すこともあります。
  • 不安定感: 関節が不安定になり、ぐらつきを感じることがあります。

これらの症状は、捻挫の程度や部位によって異なり、個人差もあります。

捻挫の応急処置|すぐにできる対処法

捻挫をしてしまった場合、早期の応急処置が、症状の悪化を防ぎ、回復を早めるために非常に重要です。
ここでは、捻挫の応急処置として、RICE処置について解説します。

RICE処置とは?

RICE処置とは、捻挫などのケガをした際に、症状を悪化させないように行う応急処置のことで、以下の4つの頭文字を取ったものです。

  • Rest(安静): 捻挫した部分を動かさないように安静にします。
  • Ice(冷却): 氷嚢などで患部を冷やします。
  • Compression(圧迫): 包帯などで患部を圧迫し、腫れを抑えます。
  • Elevation(挙上): 患部を心臓よりも高い位置に上げて、腫れを抑えます。

RICE処置を詳しく解説

  1. Rest(安静):
    捻挫した部分を動かさないように、安静にすることが大切です。
    無理に動かそうとすると、損傷した靭帯をさらに傷つけてしまう可能性があります。
    歩く場合も、患部に負担がかからないように、松葉杖などを利用するのも良いでしょう。
  2. Ice(冷却):
    氷嚢や保冷剤などをタオルで包んで、患部に15~20分間冷やします。
    冷却することで、痛みや腫れを抑える効果が期待できます。
    ただし、長時間冷やしすぎると、凍傷の危険性もあるため注意が必要です。
  3. Compression(圧迫):
    弾性包帯などで患部を圧迫することで、腫れや出血を抑えることができます。
    圧迫が強すぎると、血行が悪くなる可能性があるため、注意が必要です。
    患部が冷たく感じたり、痺れや痛みが増したりする場合は、圧迫が強すぎる可能性があります。
  4. Elevation(挙上):
    患部を心臓よりも高い位置に上げておくことで、腫れや出血を抑える効果があります。
    例えば、足を捻挫した場合は、足を高くしてクッションなどを置いて安静にします。

捻挫の治療|病院や整骨院でどんな治療を受けるの?

捻挫の治療は、損傷の程度によって異なります。
軽い捻挫の場合は、安静とRICE処置だけで回復する場合もありますが、重症の場合は、医療機関での治療が必要となる場合があります。

医療機関での治療

病院や整骨院では、以下の様な治療が行われることがあります。

  • 薬物療法: 消炎鎮痛剤などの内服薬や湿布薬で痛みや腫れを抑えます。
  • 固定: ギプスやサポーターなどで患部を固定し、安静を保ちます。
  • リハビリテーション: 関節の可動域を広げたり、筋力を回復させたりするためのリハビリを行います。

医師の指示に従って、治療を続けることが大切です。

捻挫の治癒期間|どれくらいで治るの?

捻挫の治癒期間は、損傷の程度や年齢、体力などによって異なり、一概には言えません。
軽い捻挫であれば、数日から数週間で回復する場合が多いですが、重症の場合は、数ヶ月かかる場合もあります。

早く治したい気持ちは分かりますが、無理な運動や動作は、回復を遅らせてしまう可能性があります。
医師や施術者の指示を守り、焦らずゆっくりと治療を進めていきましょう。

捻挫の予防|再発を防ぐためには?

捻挫は、一度経験すると、同じ場所で再発しやすい傾向があります。
再発を防ぐためには、日頃から予防対策を行うことが大切です。

捻挫予防のためのポイント

  • ウォーミングアップとストレッチ: 運動前には、必ずウォーミングアップを行い、筋肉を温めてから運動を始めましょう。また、ストレッチで関節の柔軟性を高めておくことも大切です。
  • 足首周りの筋肉を鍛える: 足首の周りの筋肉を鍛えることで、関節の安定性を高め、捻挫のリスクを減らすことができます。
  • 適切な靴を履く: ヒールが高い靴や、足に合わない靴を履くと、足首が不安定になり、捻挫しやすくなります。
  • 歩行環境に注意する: 段差や障害物には注意し、転倒しないように気をつけましょう。
  • 肥満の改善: 肥満は、関節への負担が増加し、捻挫のリスクを高めるため、適切な体重を維持することが大切です。

まとめ|捻挫の基礎知識を身につけよう!

今回は、捻挫について、原因や症状、応急処置、治療、予防方法まで幅広く解説しました。

捻挫は、放置すると後遺症が残る可能性もあるため、早期の対処が大切です。
もし、捻挫をしてしまった場合は、適切な応急処置を行い、早めに医療機関を受診しましょう。

この記事で学んだ知識を参考に、捻挫を予防し、健康な日々を送ってください。

当院では、症状に合わせた適切な施術を行います。お一人で悩まず、お気軽にLINEでご相談ください。