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頭痛を予防する!日常生活で気をつけたい5つのポイント

はじめに:「また頭痛が起きるかも…」その不安、手放しませんか?

「今日は大事な会議があるのに、またあの頭痛が来たらどうしよう…」

「週末の旅行、頭痛で台無しにならないといいな…」

頭痛持ちのあなたにとって、痛みそのものはもちろんのこと、この「いつ痛みが襲ってくるか分からない」という、目に見えない「予期不安」こそが、日々の生活から笑顔や余裕を奪う、大きなストレスになっているのではないでしょうか。

その場しのぎで鎮痛薬を飲む。その瞬間は楽になっても、また繰り返す痛みと、それに伴う不安。

本当のゴールは、薬を飲むことではなく、「薬のことさえ忘れてしまうくらい、頭痛に悩まされない毎日」を手に入れることのはずです。

そして、そのゴールへの道は、特別な治療法や高価なサプリメントの中にだけあるのではありません。その鍵は、あなたが毎日、何気なく繰り返している「日常生活そのもの」に隠されています。

この記事は、長年の頭痛から本気で抜け出したいと願うあなたのための、「頭痛予防・実践ガイド」です。

私たち整骨院という体の専門家が、日々多くの患者様と向き合う中で確信している、頭痛の引き金を一つひとつ取り除き、そもそも頭痛が起きにくい「健やかな体質」を作るための、5つのシンプルな生活習慣を、その理由と共に詳しくご紹介します。

もう、痛みの予感に怯えるのは終わりにしましょう。あなたの日常を、最高の頭痛予防策に変えるための第一歩を、ここから一緒に踏み出してください。

第1章:【ポイント1:姿勢】すべての土台。頭痛の“製造工場”を閉鎖する

あなたの頭痛の、最も大きな原因は何かと問われれば、私たちは迷わず「姿勢」と答えます。悪い姿勢は、まさに「頭痛の製造工場」。この工場を閉鎖させることが、予防の第一歩です。

なぜ姿勢が悪いと頭痛になるの?

ボーリングの球ほどの重さ(約5kg)がある頭が、体の中心線より前に突き出る「ストレートネック」や「猫背」になると、首や肩の筋肉は、その重い頭を支えるために、一日中、過剰な緊張を強いられます。この緊張が、頭部への血流を悪化させ、筋肉を酸欠状態にし、「緊張型頭痛」の直接的な原因となるのです。

日常で実践する「姿勢改善」アクションプラン

  • ① PCモニターと目の高さを合わせる:デスクワーク中、あなたの目線はどこにありますか?モニターが低いと、自然と頭は前に下がります。モニターの上端が、ご自身の目線の高さか、それよりわずかに下に来るように、モニター台や本などで調整しましょう。特にノートPCをお使いの方は、「ノートPCスタンド」を活用し、外付けキーボードを使うことを強く推奨します。これだけで、首への負担は劇的に変わります。
  • ② スマートフォンは「顔の高さ」で見る:ストレートネックの最大の原因です。電車の中、休憩時間、ベッドの中…うつむいてスマホを覗き込む習慣は、今日で終わりにしましょう。「スマホを、自分の目線の高さまで持ち上げる」。ただそれだけです。腕が疲れるなら、机に肘をついたり、反対側の手で支えたりして、とにかく「うつむき姿勢」を撲滅しましょう。
  • ③「骨盤を立てて」座る:姿勢の土台は骨盤です。椅子に座る時は、お尻の下に手を入れ、ゴリゴリとした2点の骨「坐骨」を探し、その骨で座ることを意識してください。骨盤が垂直に立つと、その上に背骨が自然と乗り、頭も正しい位置に収まります。腰と背もたれの間にできる隙間には、丸めたタオルなどを挟むと、骨盤が安定しやすくなります。
  • ④ 30分に一度は、必ず立ち上がる:どんなに良い姿勢でも、長時間同じ姿勢でいること自体が、筋肉を固まらせます。30分に1回は、必ず席を立つ、あるいはその場で伸びをする、肩を回すなどして、体の緊張をリセットする習慣をつけましょう。スマートフォンのタイマー機能などを活用するのがお勧めです。
  • ⑤ 枕の高さを最適化する:一日の3分の1を占める睡眠時間。合わない枕は、寝ている間に首の歪みを作り、朝の頭痛の原因になります。理想は、仰向けで寝た時に、首の骨の自然なカーブを優しく支えてくれる高さです。バスタオルを重ねて、ご自身が一番リラックスできる高さを探してみるのも、非常に有効な方法です。

第2章:【ポイント2:食事】体の内側から、頭痛に負けない土台を作る

あなたの体は、あなたが食べたもので作られています。頭痛が起きにくい体質を作るには、体の内側、つまり「食事」からのアプローチが欠かせません。

なぜ食事が頭痛予防になるの?

バランスの取れた食事は、神経の働きを安定させ、血流を改善し、頭痛の引き金となる血糖値の乱高下を防ぎます。特に、頭痛改善に役立つとされる栄養素を意識して摂ることが重要です。

日常で実践する「頭痛予防ごはん」アクションプラン

  • ① 1日3食、特に「朝食」を抜かない:朝食を抜くと、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足し、「低血糖」状態になります。体はこれを補おうとして、血管を収縮させるホルモンを分泌し、それが頭痛の引き金になることがあります。また、空腹状態が長く続くと、次の食事で血糖値が急上昇し、その後の急降下も頭痛を誘発します。忙しくても、バナナ1本、ヨーグルト1個でも良いので、必ず朝食を摂りましょう。
  • ② 頭痛予防の栄養素を「ちょい足し」する
    • マグネシウム:血管の異常な収縮を抑え、神経の興奮を鎮めます。いつもの白米を「玄米」に変える、味噌汁に「わかめ」や「豆腐」を入れる、サラダに「アーモンド」を散らすなど、手軽に取り入れられます。
    • ビタミンB2:細胞のエネルギー代謝を助け、片頭痛の予防に効果が期待されています。「卵」や「納豆」を朝食にプラスしたり、間食に「ヨーグルト」や「アーモンド」を選んだりするのがお勧めです。
    • 鉄分:脳への酸素供給に不可欠です。特に女性は不足しがち。「ほうれん草」のおひたしや、「あさりの味噌汁」などを意識して食卓に加えましょう。
  • ③ こまめな「水分補給」を徹底する:体内の水分が不足すると、血液がドロドロになり、脳への血流が悪化して頭痛の原因になります。コーヒーやお茶には利尿作用があるため、水分補給のメインは「水」または「白湯(さゆ)」にしましょう。1日に1.5リットルを目安に、喉が渇く前に、こまめに飲む習慣が大切です。
  • ④【片頭痛の方へ】自分の「誘因食品」を知る:片頭痛は、特定の食品が引き金になることがあります(赤ワイン、熟成チーズ、チョコレートなど)。すべての人に当てはまるわけではないので、「頭痛ダイアリー」をつけて、食事と頭痛の関係を記録し、ご自身のパターンを見つけることが何よりも重要です。

第3章:【ポイント3:運動】血流を促し、ストレスを発散する最高の習慣

運動不足は、血行不良と筋力低下を招き、頭痛の温床となります。適度な運動は、体を健やかに保つだけでなく、ストレスを発散させ、心をリフレッシュさせる最高の薬です。

なぜ運動が頭痛予防になるの?

運動は、筋肉のポンプ作用によって全身の血流を促進し、頭痛の原因となる首や肩のこりを解消します。また、体を支えるインナーマッスルを強化することで、正しい姿勢を維持しやすくなります。さらに、セロトニンなどの気分を高揚させる脳内物質の分泌を促し、ストレス性の頭痛を和らげる効果も期待できます。

日常で実践する「頭痛予防エクササイズ」アクションプラン

  • ① まずは「1日20分のウォーキング」から:激しい運動は必要ありません。少し息が弾む程度のウォーキングを、週に2〜3回から始めてみましょう。ポイントは、腕をしっかりと振り、少し大股でリズミカルに歩くこと。これにより、全身の血行が促進され、気分もリフレッシュします。
  • ② 寝る前の「5分間ストレッチ」を日課にする:一日の終わりに、その日のうちに溜まった筋肉の緊張をリセットする習慣は、頭痛予防に絶大な効果を発揮します。お風呂上がりの体が温まった状態で、首、肩、肩甲骨周り、胸などを、「痛気持ちいい」と感じる範囲で、深い呼吸と共にゆっくりと伸ばしてあげましょう。
  • ③ 日常生活に「インナーマッスルトレーニング」を溶け込ませる:特別な時間を設けなくても、インナーマッスルは鍛えられます。椅子に座っている時、信号待ちで立っている時に、息を吐きながらお腹をへこませる「ドローイン」を意識するだけです。この「天然のコルセット」が働くようになると、姿勢が安定し、首や肩への負担が大きく軽減されます。

第4章:【ポイント4:ストレス管理】見えない敵「心の緊張」を解放する

心と体は、表裏一体です。精神的なストレスは、無意識のうちに体を緊張させ、自律神経のバランスを乱し、頭痛の大きな引き金となります。

なぜストレス管理が頭痛予防になるの?

ストレスを感じると、私たちの体は「戦闘モード」に入り、交感神経が優位になります。すると、筋肉はこわばり、血管は収縮し、血行が悪化します。この状態が、緊張型頭痛を直接的に引き起こすのです。日頃から、この心の緊張を上手に解放してあげる術を身につけておくことが、頭痛予防には不可欠です。

日常で実践する「ストレスマネジメント」アクションプラン

  • ① 1分でできる「深呼吸」をお守りにする:イライラした時、不安になった時、仕事に追われている時。そんな時こそ、一旦手を止め、1分間だけ深呼吸をしてみましょう。鼻から4秒かけてゆっくり息を吸い込み、口から8秒かけて、さらにゆっくりと息を吐き切ります。これを数回繰り返すだけで、高ぶった交感神経が鎮まり、副交感神経が優位になって、心身がリラックスします。
  • ② あなただけの「ご機嫌とりリスト」を作る:自分が「これをすると気分が良くなる」ということを、リストアップしておきましょう。「好きな音楽を聴く」「温かいハーブティーを飲む」「ペットと遊ぶ」「好きな香りのアロマを焚く」「面白い動画を見て笑う」など、何でも構いません。ストレスを感じた時に、そのリストから選んで実行するのです。
  • ③ 寝る前の「スマホ断ち」を徹底する:寝る前のスマートフォンは、ブルーライトが脳を覚醒させるだけでなく、SNSやニュースなどの情報が、知らず知らずのうちに新たなストレスを生み出します。寝る1時間前にはスマホを機内モードにするなど、物理的に情報から距離を置き、脳を休ませる時間を作りましょう。

第5.章:【ポイント5:環境】自分をいたわる「頭痛フレンドリー」な環境づくり

あなたの周りの物理的な環境も、頭痛の起こりやすさに大きく影響します。特に、片頭痛持ちの方は、光や音といった外部からの刺激に敏感なため、環境を整えることが重要です。

なぜ環境整備が頭痛予防になるの?

強い光や大きな音、急激な温度変化といった外部からの刺激は、それ自体が脳へのストレスとなり、片頭痛の引き金になることがあります。また、体が冷える環境は、緊張型頭痛の原因となる血行不良を招きます。自分にとって刺激が少なく、快適だと感じる環境を整えることは、頭痛の種を一つひとつ取り除いていく作業なのです。

日常で実践する「環境改善」アクションプラン

  • ①「光」をコントロールする:自宅の照明を、白くて強い蛍光灯から、暖色系の優しい光の間接照明などに変えるだけでも、目の疲れや脳への刺激は大きく変わります。PCやスマホの画面の明るさを調整し、ブルーライトカット機能やフィルターを活用しましょう。日差しが強い日の外出には、サングラスや帽子が有効です。
  • ②「音」から身を守る:人混みや騒音が苦手な方は、お守りとして「ノイズキャンセリング機能付きのイヤホン」や、「耳栓」を持ち歩くと、いざという時に心強い味方になります。
  • ③「温度」を調整する:体を冷やさないことは、頭痛予防の基本です。夏場のオフィスでは、クーラーの風が直接当たらない席に移動させてもらう、カーディガンやひざ掛け、ストールなどを常備しておく、といった工夫をしましょう。
  • ④「天候」の変化に備える:「雨が降る前に頭痛がする」という方は、気圧の変化に敏感な体質かもしれません。「頭痛ーる」などの気圧予報アプリを活用し、気圧が大きく下がる「爆弾マーク」の日には、無理な予定を入れず、早めに休む、体を温めるなどの対策を事前に講じましょう。

まとめ:あなたの日常が、最高の頭痛薬になる

頭痛を予防するために、何か特別なことを始める必要はありません。

その鍵は、

「姿勢」「食事」「運動」「ストレス」「環境」

という、あなたの日常生活を構成する、ごく当たり前の要素を、ほんの少しだけ、あなたの体にとって優しいものへと変えていく、その意識の中にあります。

完璧を目指さなくて大丈夫です。

「まずは、スマホを顔の高さで持つことから始めてみよう」

「今晩は、寝る前に5分だけストレッチをしてみよう」

「明日の朝は、パンだけでなく、ヨーグルトも一つ食べてみよう」

そんな、あなたが「これならできそう」と思える、小さな一歩からで構いません。

その一歩一歩の積み重ねが、あなたの体質を根本から変え、薬に頼らなくても、痛みや不安に悩まされることのない、晴れやかで快適な未来へと、あなたを導いてくれるのです。

もし、セルフケアだけでは改善しない、根深い体の歪みや緊張を感じる時は、決して一人で悩まず、私たちのような体の専門家にご相談ください。あなたの生活に寄り添いながら、根本改善への道を、二人三脚でサポートさせていただきます。

この記事を監修
整骨院SAPIENSブログ

大阪府茨木市、阪急京都線「総持寺駅」から徒歩2分の場所にある【整骨院SAPIENS】が運営するブログです。
当院には、国家資格である「柔道整復師」の資格を持つ経験豊富なスタッフが在籍しブログ記事を監修しています。
来院される皆様の「つらい」を根本から改善し、健康的な生活を送れるよう全力でサポート させていただいております。

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